元ビームスPR岸田雅裕の新境地、高円寺の古着店「ロクメイカン」

元ビームスPR岸田雅裕の新境地、高円寺の古着店「ロクメイカン」

元ビームスPR 岸田雅裕さんが高円寺にオープンさせた「ロクメイカン」

1980年生まれの岸田雅裕さんは、2000年から2023年までビームスに在籍し、PRやインターナショナルギャラリー ビームスでキャリアを積んできました。古着好きが高じて、昨年5月に高円寺に「ロクメイカン」をオープンさせました。この店では、ジャケット、ベスト、Tシャツ、パンツ、ブーツなど、すべて古着を取り扱っています。

「ロクメイカン」のコンセプトは“ハイ&ロー”。このコンセプトの原点は、インターナショナルギャラリー ビームス店員時代に遡ります。当時、モードな店でスーツをきちんと着ることが主流でしたが、岸田さんは自分の性格が天邪鬼なこともあり、ウエスタンブーツや古着Tシャツで着崩していました。

例えば、背面に謎のブリーチが入った70年代のラングラーのデニムジャケット(1万8700円)や、リーバイスの「941B」通称“白ピケ”(4万5100円)など、古着の面白さを存分に楽しむことができます。これらのアイテムは、古着の魅力を引き立て、岸田さんのスタイルともシンクロしています。

「ロクメイカン」では、ジュエリーから缶バッジまで、ハイエンドとローエンドが同じテーブルに並びます。仕入れはアメリカのスリフトショップ一本勝負で、ヴィンテージのロレックスやリーバイスの「501XX」などの高価なものから、チープなサングラスや穴のあいたTシャツまで、幅広いラインナップを揃えています。

店舗情報

  • 店名: ロクメイカン
  • 住所: 東京都杉並区高円寺南2-23-2 1F

店内の雰囲気と商品

店内に入ると、まず目を引くのはその多様性です。壁には様々な古着がディスプレイされ、それぞれが独自のストーリーを語っています。例えば、70年代のラングラーのデニムジャケットは、背面に施された謎のブリーチが特徴的で、1万8700円という価格も魅力的です。また、リーバイスの「941B」通称“白ピケ”は、4万5100円という価格帯ながら、その質感とデザインが古着好きの心を捉えます。

ジュエリーコーナーでは、ヴィンテージのロレックスや他の高級ブランドのアイテムが並び、一方で、缶バッジやチープなサングラスなど、手軽に楽しめるアイテムも豊富に揃っています。これらのアイテムは、ハイエンドとローエンドが共存する「ロクメイカン」のコンセプトを具現化しています。

岸田さんの哲学

岸田さんは、古着を通じて自分のスタイルを表現することに強いこだわりを持っています。彼の言葉を借りれば、「古着はただの服ではなく、それぞれが持つ歴史やストーリーが魅力です。ハイエンドとローエンドが共存することで、より豊かな選択肢を提供できると考えています」。

「ロクメイカン」は、単なる古着店ではなく、古着を通じて個性を表現する人々のための場所となっています。岸田さんの経験とセンスが詰まったこの店は、高円寺の新たな名所として注目を集めています。

まとめ

元ビームスPRの岸田雅裕さんが手がける「ロクメイカン」は、古着の魅力を存分に引き出す“ハイ&ロー”のコンセプトが特徴的な店舗です。アメリカのスリフトショップから仕入れた多様なアイテムが、店内を彩り、古着好きの心を捉えています。高円寺に足を運ぶ際は、ぜひ「ロクメイカン」を訪れて、古着の新たな魅力を発見してみてください。