巨人の若手、坂本勇人選手の影響下で成長し続ける
巨人の若手選手が坂本勇人選手の存在感に敬意を表す
9回1死二、三塁の場面で中前適時打を放ち、ガッツポーズを決めた坂本勇人選手(カメラ・馬場秀則)◆JERA セ・リーグ 広島1―8巨人(28日・マツダスタジウム)
巨人のリーグ制覇に大きく貢献した浅野翔吾外野手(19)と門脇誠内野手(23)が、共に尊敬する大先輩・坂本勇人選手への思いを語った。浅野と門脇は、坂本選手を理想のモデルとして掲げ、その存在感と影響力について語り、将来的に巨人を支える選手になることを誓った。
浅野翔吾外野手の思い
「勇人さんが(高卒)2年目で優勝していて、僕も2年目で優勝したいと思っていたのでうれしいです。勇人さんから特に学んでいるのは準備力。球場に来るのが早くて、ストレッチやトレーニングを誰よりも入念にやっているんです。そういう一つ一つの準備がプレーにつながっているんだな、と感じています。終盤戦だけですが、僕自身も試合に出続けるようになったからこそ、すごさがより分かりました。
去年は、勇人さんがけがでファームにいた時にたくさん質問しました。内角のさばき方や、下半身を使って打つことを助言してもらいました。技術だけではなくて、「打てると思わなくていいから、もっと楽にいけ」という言葉は今も大切にしてます。今も打席が回ってくる前後とかでいろいろ聞きに行ってます。内容はピッチャーの球質や配球の考え方。試合中でも丁寧に教えてくれるんです。
自分のプレーだけではなくて、他の選手やチームにも気を配る。25歳なのか、30歳なのか、いつになるのかは分からないですが、勇人さんのように余裕を持った選手になりたいです。」
門脇誠内野手の思い
「言うまでもないですけど、坂本さんは全部が憧れです。プレーでチームを引っ張ってくれるのはもちろん、ミーティングや円陣で話す内容も心に響く内容。「よし、やってやろう!」って、いつも思わせてくれます。長年、坂本さんが中心になってチームが回ってきていたんだなと、実感してます。
今年は三遊間を組ませてもらいました。逆シングルなどの技術面や、エラーした後の切り替え方とか、いろいろと聞きながらやってます。特に守備中は常に会話しているイメージですね。憧れの人に『今のいいね』とか言ってもらえると、やっぱりうれしいです。僕自身、特にシーズン序盤は打撃も守備も結果が出ない日々が続きました。そういう時に悩みを聞いてもらうだけで気持ちが楽になりました。
ここ一番でのホームランや好守備を見て『こういう選手がスター選手なんだな』と何度も思いました。そういう姿を見られている、それも一緒に試合に出ながら間近で見られているのは幸せ。タイプが違いますし、簡単な道のりではないと思いますが、坂本さんのようにチームを引っ張っていける存在を目指していきたいです。」
坂本勇人選手の影響力
坂本勇人選手は、巨人の中心選手として長年チームを支えてきた。その存在感は、若手選手たちにとって大きな励みとなっている。浅野翔吾と門脇誠は、坂本選手のプレーだけでなく、その人間性やチームへの貢献にも敬意を表している。彼らは、坂本選手から学んだことを活かし、将来的に巨人を支える選手になることを目指している。
未来への展望
浅野翔吾と門脇誠は、坂本勇人選手の存在が彼らの成長に大きく影響していることを認めている。彼らは、坂本選手の準備力、技術、そしてチームへの貢献を模範として、自分たちのプレーを向上させることに尽力している。将来的には、坂本選手のような選手になることを目指し、巨人の中心選手としてチームを引っ張っていくことを誓っている。
結論
巨人の若手選手たちは、坂本勇人選手の存在から多くのことを学び、自身の成長に活かしている。彼らの敬意と尊敬の念は、坂本選手の偉大さを物語っている。浅野翔吾と門脇誠は、坂本選手の後を追うことで、巨人の未来を担う選手になることを誓っている。彼らの成長が、巨人のさらなる発展につながることに期待が高まる。