パラIDジャパン・年代別オープン卓球大会2024：各年代の頂点を極めた選手たち

パラIDジャパン・年代別オープン卓球大会2024 開催

9月28日と29日の2日間、福島県南相馬市のまるさん・あったまるアリーナで「パラIDジャパン・年代別オープン卓球大会2024」が開催されました。この大会は、パリパラリンピック代表の3選手（竹守彪、古川佳奈美、和田なつき）が不参加となりましたが、各年代のトップ選手が参加し、ハイレベルな試合が展開されました。

男子10代の部

優勝は村上竜空（石田卓球クラブ／福岡）で、2連覇を達成しました。決勝では、村上が地白光佑（向陽台高校（古川学園）／三重）を3-0（8, 6, 8）で破りました。3位には宮田翔伍（Monsters／北海道）が入りました。

女子10代の部

優勝は鵜飼未羽（絆サンセリテ滋賀／滋賀）で、総当たりリーグ上位2名の結果では、鵜飼が村田爽（ぬまたくクラブ／静岡）を3-1（-3, 3, 8, 8）で破りました。3位には村田爽が入りました。

男子20代の部

優勝は島根大貴（TOMAX／千葉）で、決勝では岡田京介（昇龍クラブ／兵庫）を3-0（9, 7, 8）で破りました。3位には樅山駿（スペシャルオリンピックス日本・東京／東京）が入りました。

女子20代の部

優勝は岩浅琴音（NKT／新潟）で、決勝では櫨山七菜子（青葉クラブ／埼玉）を3-2（-2, 7, -3, 6, 8）で破りました。3位には津田彩花（TIT／群馬）が入りました。

男子30代以上の部

優勝は髙橋利也（RAKUWA／京都）で、2連覇を達成しました。決勝では堀内信雄（東戸塚CC／神奈川）を3-0（1, 5, 9）で破りました。3位には飯田浩彰（GSTP／岐阜）が入りました。

女子30代以上の部

優勝は熊田めぐみ（T.C赤井沢／福島）で、2連覇を達成しました。総当たりリーグ上位2名の結果では、熊田が沼田さおり（宮城県障害者卓球協会／宮城）を3-2（10, -7, 10, -9, 5）で破りました。3位には沼田さおりが入りました。

ダウン症の部

優勝は伊藤愛（Niipair／新潟）で、総当たりリーグ2勝0敗の成績を収めました。

大会の概要

「パラIDジャパン・年代別オープン卓球大会2024」は、障がい者卓球の発展と普及を目的として開催されました。各年代の選手たちが一堂に会し、技術と精神力を競い合いました。特に、若い世代の選手たちの活躍が目立ち、将来の日本卓球界を担う有望な選手たちの成長が期待されます。

今後の展望

今大会で優勝した選手たちは、今後の国際大会や国内大会での活躍が期待されます。特に、2連覇を達成した選手たちは、その安定した実力と精神力を示し、他の選手たちの模範となっています。また、ダウン症の部での優勝者である伊藤愛選手の活躍は、障がい者スポーツの可能性を広げる一助となりました。

結語

「パラIDジャパン・年代別オープン卓球大会2024」は、障がい者卓球のさらなる発展と普及に貢献する大会となりました。選手たちの活躍と成長を支えるために、今後もこのような大会の開催が続けられることを願っています。