【音楽チャート更新】シャブージー、通算12週目の1位獲得!サブリナ・カーペンター、5週連続TOP10に3曲ランクイン
シャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」が、米ビルボード・ソング・チャートで通算12週目の1位を獲得した。この曲は7月13日付で1位に到達し、7月27日付から10月5日付まで11週連続で1位を維持。2024年のチャートで最長記録を更新し、2位の「アイ・ハッド・サム・ヘルプ」(ポスト・マローン feat. モーガン・ウォレン)の6週を大きく上回った。
「ア・バー・ソング(ティプシー)」は、今週の集計期間(2024年9月20日~9月26日)にエアプレイ7,820万回(4%増加)、ストリーミング2,780万回(3%減少)、セールス8,000(8%減少)を記録。エアプレイ・チャートでは9週目、ストリーミング・ソング・チャートでは7週目の1位を獲得し、デジタル・ソング・セールス・チャートでは先週の3位から2位に上昇した。
また、カントリー・ソング・チャートでも16週目の1位を獲得し、今年の最長記録を更新。首位獲得週が12週間を超えたのは、2023年3月から8月にかけて16週を記録したモーガン・ウォレンの「ラスト・ナイト」以来で、2020年代では「恋人たちのクリスマス」と同率の3番目に記録を更新した。
ソング・チャート“Hot 100”の集計が始まった1958年以降、66年の歴史の中で首位獲得週が12週間を超えたのは「ア・バー・ソング(ティプシー)」が史上24曲目。首位を獲得した全曲中のわずか2%しか達成していない。1991年以降で首位を獲得した曲のうち、12週間以上首位を獲得したのは全体のわずか6%で、「ア・バー・ソング(ティプシー)」はその厳選された一曲となった。
サブリナ・カーペンターも好調で、「エスプレッソ」が3位、「プリーズ・プリーズ・プリーズ」が8位、「テイスト」が9位と、最新アルバム『ショート・アンド・スウィート』から3曲をTOP10にランクインさせている。サブリナがTOP10に3曲をランクインさせたのは今週が5週目で、2018年にカーディ・Bが4週間ランクインさせて以来の記録を更新し、女性アーティストとしては史上最長記録を達成した。
その他のTOP10には、チャペル・ローンの「グッド・ラック、ベイブ!」(4位)、レディー・ガガ&ブルーノ・マーズの「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」(5位)、ビリー・アイリッシュの「バーズ・オブ・ア・フェザー」(6位)、テディ・スウィムズの「ルーズ・コントロール」(7位)、ケンドリック・ラマーの「ノット・ライク・アス」(10位)がランクインしている。
「バーズ・オブ・ア・フェザー」は、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートとオルタナティブ・ソング・チャートでそれぞれ8週目の1位を獲得。テディ・スウィムズの「ルーズ・コントロール」は、TOP10のランクイン総週を37週目に更新し、「ヒート・ウェイヴス」と同率の史上7番目の記録に並んだ。
ケンドリック・ラマーの「ノット・ライク・アス」は、ラップ・ソング・チャートで20週目、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートでは18週目の1位を獲得。ラップ・ソング・チャートでの首位獲得週は、2019年に同20週を記録したリル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード」と並ぶ史上最長記録を達成している。