「STARTO社揺るぐ:ジュニアから再び…高橋優斗退所、美少年金指一世の行方不透明にファン騒然」

「STARTO社揺るぐ:ジュニアから再び…高橋優斗退所、美少年金指一世の行方不透明にファン騒然」

10月1日、STARTO ENTERTAINMENTのジュニア内ユニット・HiHi Jetsのメンバーである高橋優斗(24)が、同社を退所し、グループからも脱退した。

高橋は、旧ジャニーズ体制の時代から「ジュニアの圧倒的センター」と評され、人気者だった。そのため、ファンの間では大きなショックが広がっている。さらに、別のジュニアメンバーが「消えた」ことで、ファンの間で「もしかしたら近日中にやめてしまうかもしれない」という心配の声が上がっている。

具体的には、ジュニアの公式サイトのスケジュールページで、10月7日に発売された3社のアイドル誌に登場するタレントの名前が掲載されているが、美 少年の金指一世(20)の名前が不自然に欠けていた。実際、発売された『POTATO』(ワン・パブリッシング)、『Duet』(ホーム社)、『WiNK UP』(ワニブックス)の3誌にも金指の姿はなかった。

さらに、金指の公式サイトの個人ページでも、10月以降のスケジュールがほとんど空欄になっている。これにより、「もう辞める方向で動いているのかな」という心配の声が上がっている。

美 少年は、ジュニア内ユニットの中でもメジャーなグループとして知られており、金指も昨年8月には情報番組『土曜はナニする!?』(カンテレ制作・フジテレビ系)内のドラマ企画『イケドラ』で金髪姿を披露するなど、人気があった。しかし、昨年、女性との温泉旅行のベッド写真が流出し、SNSで騒動になったこともあり、グループ内でも「デビューは望み薄」と指摘される状況にある。

10月7日、小サイトはSTARTO社に金指の現在の状況や退所の可能性について問い合わせたが、回答はなかった。

芸能プロ関係者は、金指の状況について「もしかしたら体調不良なのかもしれませんが、それにしては公式からのアナウンスが何もない。不自然すぎてファンがざわついている」と話す。

また、今年4月にタレントのマネジメントがSTARTO社体制に移行してから約半年が経ったが、ジュニアたちの今後が不透明な状況は変わっていない。デビュー組は以前と変わらず活躍しているが、ジュニアでは5月15日にAぇ!groupが「STARTO社のデビュー第1号」としてデビューを果たしたものの、次のデビュー組が決まっているような順調な状況ではない。

HiHi Jetsや美 少年など、「次のデビュー候補」と旧ジャニーズ時代から言われてきたグループは、結局、なかなかデビューできない状況が続いている。HiHi Jetsに至っては、高橋の脱退から「解体説」もささやかれている。

高橋の退所理由は「新たなフィールドで挑戦したい」だという。一部報道では「表舞台からは離れるが、芸能界を引退するわけではない」と報じられている。

STARTO社体制に移行後も、ジュニアでは高橋と元少年忍者・平塚翔馬(23/4月末退所)の2名が退所している。デビュー組でも2名の独立が明らかになっており、旧ジャニーズ時代には7名のデビュー組が独立した。23年9月に事務所がジャニー氏の加害を認めて以降、旧ジャニーズ事務所から独立するタレントが相次いだ。

23年10月に嵐・二宮和也(41)、11月末には生田斗真(39)と岡田准一(43)、12月末には浜中文一(36)と風間俊介(41)、今年に入ってからは1月末に屋良朝幸(41)、3月末にKinKi Kids・堂本剛(45)――計7名が独立した。今年4月にSTARTO社の新体制に移行してからは、嵐・松本潤(41)が5月30日に独立。中山優馬(30)も25年1月末での独立を8月に発表済みだ。

SixTONES・ジェシー(28)は7月19日に個人会社『株式会社ZDN』を設立。STARTO社の公式サイトに個人ページは残っているが、個人タレントとしては半分独立しているような立ち位置だと考えられている。

旧ジャニーズ時代から自身らの会社を作り、半分独立していたTOKIO、STARTO社の立ち上げ後にグループでの会社設立を発表した嵐とKing&Princeの3組は、STARTO社のアーティスト一覧のページに《グループエージェント契約》という但し書きがついている。

「事務所を辞めて独立する」という言葉の意味合いがジャニーズ時代とは全く異なる。かつては「辞めジャニは2度と民放局の番組に出演できない」と言われていたが、忖度は消滅し、福田淳社長(59)は不当なやり方が嫌いな人。STARTO社はエージェント契約がメインであるため、個人として独立しても、かつての「独立=ジャニーズ退所」とは全く違い、そこまで重いものではない。そのため、今後もSTARTO社のデビュー組では、グループとしてはそのままに、個人としては独立する、というパターンが続く可能性がある。

タレントがのびのびと自由に芸能活動できるのは良いことだが、「箱推し」のファンにとっては、グループのメンバーが同じ事務所にいないのは複雑なところかもしれない。