『Detroit: Become Human』6年目にして1000万本突破、Quantic Dreamの感謝の言葉

『Detroit: Become Human』6年目にして1000万本突破、Quantic Dreamの感謝の言葉

Quantic Dreamは、『Detroit: Become Human』の販売本数が1000万本を突破したことを発表した。この数字は、PlayStationとPCの累計販売本数を示している。PS Plusなどのサブスクリプションサービスにも定期的に登場していたため、実際のプレイヤー数はさらに多いと推測される。

Quantic DreamのCEO、ギョーム・ド・フォンドミエールは、「本作をプレイしてくださった皆さんに、心より感謝いたします。プレイヤーの皆さんは、私たちにとってかけがえのないものです。皆さんがいなければ、これほどの大きな記録を達成することはできなかったでしょう」とコメントしている。

『Detroit: Become Human』は2018年5月にPS4で、2019年12月にPCで発売されたSFスリラー。Quantic Dreamが『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』と『Beyond: Two Souls』に続いて手がけた作品だ。IGN JAPANのレビューでは、「自我を持った機械は知的生命体として認められるべきかどうか、という問いを提示する本作はSFモノとしてそれほど特別な作品ではない。しかし、答えをプレイヤーに求めることは、インタラクティブメディアであるゲームにしかできないことであり、そういう意味では優れたアドベンチャーゲームといえる」と評価され、8点を獲得している。

本作は漫画化もされているが、続編やリマスター、本格的なリメイク、ネイティブPS5版に関する情報はまだ発表されていない。ただし、PS4 Pro版を使用すれば、後方互換機能によりPS5でプレイすることが可能だ。

Quantic Dreamは現在、『Star Wars Eclipse』という新作アクションアドベンチャーを開発中だ。この作品は「スター・ウォーズ」のハイ・リパブリック時代を舞台にしているが、ここ数年は情報が出ていない。昨年、同スタジオはIGN USに対し、「煮詰めているところ」だとコメントしていた。