ジョン・バティステ、ベートーヴェンとブルースの融合ピアノ・ソロAL『ベートーヴェン・ブルース』2024年11月発売、『エリーゼのために-バティステ』配信開始
ジョン・バティステが自身初のピアノ・ソロ・アルバム『ベートーヴェン・ブルース』を2024年11月15日にリリースすることが決定した。先行シングル「エリーゼのために-バティステ」の配信もスタートしている。
このアルバムは、バティステの新しいピアノ・ソロ・シリーズの第一弾で、ベートーヴェンの代表的な楽曲に自身の経験や背景を反映させ、新たな命を吹き込んだ作品となっている。バティステによって演奏されたベートーヴェンの名曲は、リズム、構造、メロディ、感情、そして作曲法の面で、ブルースの要素が色濃く反映され、見事な融合を見せている。
『ベートーヴェン・ブルース』のインスピレーションは、2023年に米CNNのクリス・ウォレスとのインタビューをきっかけに加速した。その際、バティステはベートーヴェンのバガテル第25番「エリーゼのために」をピアノで演奏し、ベートーヴェンの音楽をブルースやゴスペルへと変換させ、ジャンルの壁を打ち破った。このパフォーマンスはソーシャルメディアで大きな反響を呼び、InstagramやTikTokでトータル4,000万回以上再生された。
長年にわたり、バティステは自身のアルバム、テレビ出演、ライブにクラシック音楽の要素を取り入れてきたが、『ベートーヴェン・ブルース』は初めてその手法をアルバム全体に捧げた作品となる。「アルバムの各作品の出発点は、ベートーヴェンのオリジナル作曲の一つでした」とバティステは語る。「そこから、ピアノでリアルタイムに新しいものを作り上げました。即興作曲はクラシック音楽の中でほぼ失われてしまった習慣ですが、時には過剰に正典化されることもあります。このアルバムの録音は非常に精神的な体験でした。ベートーヴェンの卓越した芸術性に敬意を表しつつ、自分自身の創造的な旅と彼の作品を対話させることができました。」
また、『ベートーヴェン・ブルース』の日本盤購入者を対象に、発売記念プレゼント・キャンペーンも実施される。バティステも愛用している楽器直筆サイン入りメロディオンやオリジナル・トートバッグが抽選でプレゼントされる。