衆院選県区~AIが語る後援会第一声(2区)
鈴木憲和候補(自前)は「農林水産副大臣」「中山間地域」「生産者」「付加価値」など、農業に関する言葉を強調。政策のトーンを意味する「打って出る」「位置付ける」などの動詞も大きく出た。また、「気候変動」「強靱(きょうじん)」「最上川」など防災対策に関連する言葉も目立った。
岩本康嗣候補(共新)は「裏金」「名うて」「タカ派」など、政権批判の言葉が目立った。これらに関連し、「断ち切る」「もうかる」などの言葉も大きく表示された。さらに、「憲法9条」「反戦」「外交」など平和や諸外国との関係に関連する単語も多かった。
二藤部冬馬候補(れ新)は「大石田」が大きく表示され、地元の問題に対する関心が伺えた。「失われた30年」「三大都市圏」「積極財政」「給与水準」「定住」など、地方と大都市の格差問題を象徴する単語も目立った。動詞は「のしかかる」「妨げる」など、負担を連想させる言葉が強調された。
菊池大二郎候補(国新)は出身地の「村山地域」が最も大きく表示された。災害対策に関連する「激甚」も目を引く。「県民」「生活者」「抜本的」「物価高」など、市民目線につながるワードも多く見られた。動詞は「生かせる」「芽生える」「飛び込む」など、新人候補をイメージさせる言葉が目立った。
データ分析はユーザーローカル(東京)のAIテキストマイニングツールを使用。各候補者の演説に特徴的な言葉を点数化し、文字の大きさで分類した。青色は名詞、赤色は動詞、緑色は形容詞、灰色は感動詞を示している。