東京ゲームショウ2024: 『アイアンサーガVS』でゲッターロボがプレイアブルに、デモ版も配布
東京ゲームショウ2024で『アイアンサーガVS』が注目
2024年9月26日から9月29日にかけて、千葉・幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2024」(TGS2024)は、ゲーム業界の最新トレンドを一挙に紹介する大規模なイベントです。9月26日と27日はビジネスデイとして、業界関係者向けに開催され、その後の28日と29日は一般公開日となっています。
『アイアンサーガVS』のブース情報
ゲームダッチーが手がける『アイアンサーガVS』は、2024年リリース予定の対戦格闘ゲームで、TGS2024でも出展されています。ただし、試遊ブースを見つけるのは少し難しいかもしれません。『アイアンサーガVS』と『レゾナンス:無限号列車』の合同ブースとなっており、『レゾナンス:無限号列車』のブースが圧倒的に大きいからです。そのため、試遊台はブースの端に設置されており、気づきにくい位置にあります。
会場マップを頼りに、ホール5のC-61に訪れ、左端に向かってみてください。また、「カグヤ」の大きなパネルも設置されていますが、角度的に視認しにくい位置にあるため、注意が必要です。
ゲッターロボの参戦
『アイアンサーガVS』は、スマートフォン・PC向けロボットゲーム『機動戦隊アイアンサーガ』を題材にした対戦格闘ゲームです。本作では、既存のアニメ作品からコラボ機体が採用されており、すでに『マジンガーZ』と『超獣機神ダンクーガ』が参戦しています。前回の「EVO Japan 2024」では、『ゲッターロボ』の参戦が明かされていましたが、まだプレイアブル機体ではありませんでした。
TGS2024では、ゲッターロボが新たにプレイアブル機体として試遊できるようになっています。ゲッターロボは、ゲッター1、ゲッター2、ゲッター3の3つの形態に変形しながら戦える三位一体のオールラウンダーです。各形態には独自の特徴があり、戦略的に切り替えて使用することで、多様な戦い方を楽しむことができます。
ゲッターロボの各形態
- ゲッター1:ゲッタービームとトーマホークブーメランによる遠距離攻撃、対空技を得意としたシューティング系の性能。近距離でもゲッタートマホークで相手のダウンを取りやすく、適宜距離を離して戦う形態です。
- ゲッター2:ゲッターイリュージョンによる高速回り込みと、ゲッタードリルでのコンボが得意なテクニカルな性能。飛び込み技や奇襲技もあり、相手のディフェンスを崩すことに長けています。ただし、操作難度がやや高く、扱うのは難しいです。
- ゲッター3:近距離戦重視のいわゆる「投げキャラ」。ゲッターミサイルといった扱いやすい飛び道具を持ちながらも、接近戦では「大雪山投げ」で大ダメージを狙えます。また、ゲッター3は手が伸びるので、打撃のリーチはそれなりにあります。
試遊の特典
試遊すると、ボスボロットなどのステッカーが貰えるだけでなく、試遊版と同等のデモバージョン(PC、Steam限定)のコードを無料でゲットできます。オンライン対戦はできませんが、シングルモードやトレーニングなど、ある程度の遊びをそのまま家でも楽しむことができます。ビジネスデイだけでなく、一般公開日の試遊者にも配布される予定です。
ゲッターロボの戦略
ゲッターロボの特徴は、3つの形態に切り替えて戦えることです。各形態には独自の武装攻撃が用意されており、ゲッターチェンジは打撃がヒットしている最中にも使用できます。たとえば、ゲッター1で基本コンボを決めてから、チェンジゲッター2でさらにコンボを継続することも可能です。すべてを使いこなすには相当の技術が必要ですが、3つの心がひとつになれば100万パワーといったところです。さらに、オープンゲッターからのゲッターコンビネーションによる必殺技も存在します。
発売時期と今後の展開
試遊版・デモ版では、一部のシングルモードやローカル対戦を楽しむことができます。コンボチャレンジやチュートリアルも用意されているので、ゲームの基本を学ぶのに最適です。
ゲームダッチーのスタッフによると、『アイアンサーガVS』の配信時期は2024年12月を予定しています。現在、ほぼ完成しており、延期する可能性は低いそうです。また、現段階ではオンライン対戦機能に対応していませんが、リリース前にネットワークテストを実施する予定です。テストの時期や形態は未定ですが、リリース時期を考えると近い将来に実施される可能性が高いです。
参戦機体
リリース時には10機体が使用可能で、以下の通りです。
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『機動戦隊アイアンサーガ』の機体:
- カグヤ
- スサノオ
- 青龍
- メフィストフェレス
- 無双
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コラボ参戦機体:
- マジンガーZ
- ボスボロット
- グレートマジンガー
- ダンクーガ
- ゲッターロボ
リリース後には、追加配信も予定されています。『機動戦隊アイアンサーガ』からはヴァサゴとネロが追加され、コラボ機体では『真ゲッターロボ』シリーズから真ゲッターロボが参戦予定です。さらに、予定表ではもう1機体の登場も予告されており、シルエットから「冥王計画」の機体である可能性が高そうです。
まとめ
『アイアンサーガVS』は、日本のロボットアニメファンにこそぜひとも遊んでほしいとスタッフは語っています。スーパーなロボットたちが対戦するゲームに見える点は変わらないですが、『機動戦隊アイアンサーガ』ファンや格闘ゲームファンにもおすすめです。10月14日からは、Steamでデモ版がリリースされる予定なので、試遊できなかった人は配信を心待ちにしておきましょう。