『ドールズフロントライン2：エクシリウム』、東京ゲームショウ2024で初公開！3Dキャラクターと戦略バトルが進化

『ドールズフロントライン2：エクシリウム』の魅力を東京ゲームショウ2024で試遊

サンボーンが開発し、Haoplayが運営を手掛けるスマートフォン、PC向けポストアポカリプス戦略RPG『ドールズフロントライン2：エクシリウム』（以下、『ドルフロ2』）は、2024年内のリリースが予定されています。本作は、銃器を擬人化した終末的な世界観を特徴とする戦略RPG『ドールズフロントライン』（以下、『ドルフロ』）の続編となります。

2024年9月26日から9月29日まで千葉県・幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2024」（TGS2024）では、『ドルフロ2』の試遊が可能となっています。本稿では、試遊リポートとプロデューサーの羽中氏へのインタビューを掲載し、本作の魅力をお届けします。

『ドルフロ2』の開発経緯と特徴

開発の経緯

『ドルフロ2』は、前作『ドルフロ』の世界観を継承しつつ、IPとしての魅力を残しつつ、独立した新たな物語を制作することを目指して開発されました。前作からコンテンツや技術面をアップグレードし、より魅力的な作品に仕上げています。

特に、『ドルフロ』は2Dのキャラクターたちの美しさが特徴的でしたが、『ドルフロ2』では3Dモデルを採用。あらゆる角度からキャラクターたちの麗しい姿を確認できることが大きな特徴となっています。

物語の概要

物語の舞台は、前作から約10年後の世界です。プレイヤー（指揮官）はかつて所属していた組織から離脱し、汚染地域で賞金稼ぎとして活動しています。さまざまな勢力との物語が描かれる中で、指揮官は本来の自分を取り戻すことを目指していきます。空白の10年間で指揮官の身分が変化したことにより、前作とは異なる味わいの物語が展開されます。

新規プレイヤーへの配慮

『ドルフロ2』は、シリーズに初めて触れる方でも問題なく遊べるよう設計されています。前作を知らない方でも楽しめるように、10年後の未来を舞台として設定しました。シリーズを知らない方でも問題なく遊べる内容となっています。また、『ドルフロ2』をプレイする中で、シリーズ全体の世界観に興味を持っていただければ、前作に触れて、よりシリーズの世界観を深堀りし、キャラクターの成長過程などを楽しんでいただけると嬉しいです。

『ドルフロ2』の注目ポイント

3Dキャラクターの魅力

本作では、すべてのキャラクターを3Dモデルで制作しました。高品質なレンダリング技術を活用して、キャラクターの魅力を存分に発現できるようにこだわりました。キャラクターたちの表現や演出にぜひ注目してほしいです。既存のプレイヤーさんにとっては、前作で好きだったキャラクターが今作で魅力がさらにパワーアップしていることを感じていただけると思います。

バトルの特徴

バトルはタクティカルRPGとなっています。手触りをよくすることに加えて、3Dキャラクターたちの戦闘シーンにもこだわっています。没入感のあるバトルとなっていますので、ご期待いただければと思います。

キャラクターの鑑賞機能

ゲームの中には整備室や休憩室といったコンテンツがあり、整備室ではキャラクターたちを全方位から眺めることができます。休憩室では、キャラクターたちがリラックスしている姿を鑑賞できます。キャラクターを眺める機能もしっかりと作り込んでいますので、ぜひお気に入りのキャラクターの魅力を存分に味わっていただきたいです。

現在の開発状況

すでにアナウンスしている通り、日本を含めたグローバルでのリリースは2024年内を目標としています。開発一同、全力で準備していますので、ぜひご期待ください。

プロデューサーからのメッセージ

羽中氏は、『ドルフロ』シリーズを応援していただいているファンの皆さんに感謝の意を表し、新規のお客様はもちろん、シリーズのファンの方々にも新鮮な体験を楽しんでいただけるよう鋭意開発していると述べました。リリース後は、ぜひ遊んでいただけると嬉しいと語っています。

試遊レビュー

試遊では、ノーマル難易度のステージ1～6、ハード難易度のステージ7からひとつを選んで体験できました。バトルではまず、戦うキャラクター（戦術人形）を選ぶことができます。人形たちにはアサルトライフルやショットガン、サブマシンガン、スナイパーライフル、近接攻撃など、それぞれで武装が設定されており、それにより攻撃範囲が異なっています。

その後の流れとしては、人形たちを移動させ、通常攻撃もしくはスキルを発動して戦っていくというシンプルな内容です。通常のタクティカルRPGと異なると感じたのは、ステージ内には点在する防護壁の存在。これを活用して身を隠しつつ行動することで、敵からのダメージを軽減させることができます。

バトルでは、オートバトルや倍速機能などの便利機能が登場。これらの機能を活用することで、戦力が整っている場合にはスピーディーかつ快適に進められます。また、指定ターンまで巻き戻す“リプレイ”機能も搭載されているため、タクティカルRPG初心者でも安心して遊べます。

戦闘中には、人形たちのカットインも登場し、美麗な彼女たちの姿がゲームプレイを盛り上げてくれます。人形たちと武器はガチャから入手可能で、ひとつのガチャからどちらも排出される仕様となっています。

試遊時間が約6分と非常にコンパクトでしたが、短い時間の中でも、戦略性の高いバトルの魅力を存分に味わうことができました。また、羽中氏がインタビューで触れていた3Dの人形たちが活き活きと活躍する姿を目に焼き付けることができました。

まとめ

『ドールズフロントライン2：エクシリウム』は、前作の魅力を継承しつつ、新たな要素を加えて進化した作品となっています。3Dキャラクターの魅力、戦略性の高いバトル、そしてキャラクターの鑑賞機能など、多くの魅力が詰まった作品です。2024年内のリリースを楽しみに待つとともに、東京ゲームショウ2024の一般公開日に足を運んで、一足先にプレイしてみてはいかがでしょうか。