台風17号と18号が日本列島に接近、各地に強風と大雨の警戒を
台風17号と18号が日本列島に接近
長崎放送によると、台風17号と18号が日本列島に接近しています。台風17号は10月1日(火)から2日(水)にかけて関東の東を北上する予想で、台風18号は暴風域を伴って、10月2日(水)から3日(木)頃に沖縄に接近する予想です。18号の予想進路は現在10月4日(金)までしか発表されていませんが、その後も北上を続けた場合、4日以降九州に接近するおそれがあります。長崎くんちは3日に「庭見世」、4日に「人数揃い」、7日からは奉納踊りを控えており、影響が出る可能性があります。
台風17号の現在地と予想進路
台風17号は、29日午前9時には小笠原近海にあって1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。2日(水)午前9時には日本の東まで北上する予想です。
【台風17号(チェービー)】29日09時50分発表
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29日21時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: -
- 存在地域: 小笠原近海
- 進行方向、速さ: 北北西 25 km/h
- 中心気圧: 1000 hPa
- 中心付近の最大風速: 20 m/s
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30日午前9時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: -
- 存在地域: 父島の西南西約190km
- 進行方向、速さ: 北 20 km/h
- 中心気圧: 996 hPa
- 中心付近の最大風速: 25 m/s
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01日午前9時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: -
- 存在地域: 八丈島の東約240km
- 進行方向、速さ: 北 30 km/h
- 中心気圧: 985 hPa
- 中心付近の最大風速: 30 m/s
- 暴風警戒域: 全域 310 km
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02日午前9時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: -
- 存在地域: 日本の東
- 進行方向、速さ: 北北東 45 km/h
- 中心気圧: 992 hPa
- 中心付近の最大風速: 25 m/s
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03日午前9時の予報
- 種別: 温帯低気圧
- 強さ: -
- 存在地域: カムチャツカの東
- 進行方向、速さ: 北東 75 km/h
- 中心気圧: 998 hPa
- 最大風速: 20 m/s
台風18号の現在地と予想進路
台風18号はフィリピンの東にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。2日(水)午前9時には沖縄の南まで北上する見込みで、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。予報円の中心から半径360キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
【台風18号(クラトーン)】29日10時10分発表
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30日午前9時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: 強い
- 存在地域: バシー海峡
- 進行方向、速さ: 北西 ゆっくり
- 中心気圧: 970 hPa
- 中心付近の最大風速: 35 m/s
- 暴風警戒域: 全域 185 km
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01日09時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: 強い
- 存在地域: バシー海峡
- 進行方向、速さ: 西北西 ゆっくり
- 中心気圧: 955 hPa
- 中心付近の最大風速: 40 m/s
- 暴風警戒域: 全域 270 km
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02日午前9時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: 強い
- 存在地域: 沖縄の南
- 進行方向、速さ: 北 ゆっくり
- 中心気圧: 970 hPa
- 中心付近の最大風速: 35 m/s
- 暴風警戒域: 全域 360 km
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03日午前9時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: 強い
- 存在地域: 東シナ海
- 進行方向、速さ: 北北東 15 km/h
- 中心気圧: 970 hPa
- 中心付近の最大風速: 35 m/s
- 暴風警戒域: 全域 460 km
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04日午前9時の予報
- 種別: 台風
- 強さ: -
- 存在地域: 東シナ海
- 進行方向、速さ: 北北東 20 km/h
- 中心気圧: 975 hPa
- 中心付近の最大風速: 30 m/s
- 暴風警戒域: 全域 520 km
長崎くんちへの影響
長崎くんちは3日に「庭見世」、4日に「人数揃い」、7日からは奉納踊りを控えており、台風18号の影響が出る可能性があります。特に4日以降、九州に接近する可能性があるため、関係者や観光客は最新の気象情報に注意し、安全対策を講じることが重要です。
注意喚起
台風17号と18号の接近に伴い、各地で強風や大雨が予想されます。関東、沖縄、九州の住民は、避難準備や安全確保に努めてください。また、交通機関の乱れや停電の可能性も考慮し、早めの対策を講じることをおすすめします。気象情報は随時更新されるため、最新の情報を確認し、適切な行動を取ることが大切です。