田原市で開催の第1回渥美半島花火大会、地域活性化に貢献

渥美半島花火大会が田原市で開催

28日、愛知県田原市の田原町で「第1回渥美半島花火大会」が開催され、市内外から多くの見物客が訪れ、賑わいを見せました。色とりどりの花火が秋の夜空を彩り、見物客たちを魅了しました。

この日は、ショッピングセンター北側の水田地帯から、スターマインや10号玉など約4000発の花火が打ち上げられました。見物客たちは東側の汐川沿いにある市中央公園などに陣取り、午後7時の開幕を告げるスターマインが打ち上がると、歓声が上がりました。

今年度から、花火大会は市内中心部で開かれる「田原祭り」と分離され、新たに実行委員会が主催することになりました。実行委員会には市や渥美半島観光ビューローなどが参加しています。花火大会では、屋台村や有料観覧席を設けるなど、新たな趣向も採り入れられ、来場者に楽しんでもらうための工夫が凝らされました。

また、手筒花火や大筒はすでに田原祭りで奉納されており、花火大会ではこれらの花火は含まれていません。しかし、それでも多くの人々が集まり、美しい花火の競演を楽しむことができました。

花火大会は、渥美半島の秋の風物詩として新たな魅力を放ち、地域の活性化に貢献しています。来年も多くの人々がこの美しい夜空の祭典に足を運ぶことが期待されています。