MISIAの「SOUL JAZZ 2024」:河口湖ステラシアターで感動の一夜、新曲初披露
MISIA、山梨・河口湖ステラシアターで「MISIA SOUL JAZZ 2024」を開催
歌手のMISIAが29日、山梨県の河口湖ステラシアターで単独公演「MISIA SOUL JAZZ 2024」を行った。この人気ライブシリーズ「SOUL JAZZ」は、河口湖ステラシアターでの初開催となり、28日と29日の2日間で6000人の観客を魅了した。
開演と挨拶
ライブは、米ニューヨークを拠点に活動するトランペット奏者・黒田卓也の演奏で幕を開けた。MISIAは、日本テレビ系2024アスリート応援ソング「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」のメロディーに乗せ、観客に向けた挨拶で会場を温めた。「河口湖ステラシアターでの、初めてのSOUL JAZZへようこそ。ニューヨークから来てくれた黒田卓也率いる素晴らしいメンバーたちと、(会場の)屋根が開き、野外(のステージ)で開催できてうれしいです。最後まで楽しんでいってね」と、MISIAは笑顔で語りかけた。
ライブのハイライト
藤井風が楽曲提供した「Higher Love」で本格的なパフォーマンスがスタート。ジャズアレンジされた「来るぞスリリング」「真夜中のHIDE-AND-SEEK」などを続けて披露し、観客を魅了した。MISIAは黒田との出会いを振り返り、2016年に初共演したジャズフェスティバルでの思い出のナンバー「BELIEVE」を歌唱。そのパフォーマンスは、観客の心を揺さぶった。
華麗なダンスと新曲の披露
「MAWARE MAWARE」「あなたにスマイル:)」では、バンドの奏でるリズムに合わせて軽快にステップを踏み、華麗に舞った。MISIAのダンスは、彼女の音楽への情熱と表現力を存分に伝えるものだった。
さらに、MISIAは「完成しきっていない新曲を、ちょっと聴いてみない?」とサプライズな提案をし、制作中の新曲(タイトル未定)を披露。観客は新曲の世界に引き込まれ、熱狂的な反応を示した。
ラストのパフォーマンス
最後は「ゆびきりげんまん」「明日へ」で締めくくった。これらの曲は、MISIAの代表的な楽曲であり、観客を感動の渦に巻き込んだ。ライブの終盤には、MISIAが観客に感謝の言葉を述べ、会場は温かい拍手に包まれた。
今後の予定
MISIAは、来年1月11日から全国アリーナツアー「THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEVER DIES」(全22公演)を行う予定だ。このツアーでは、MISIAの新たな一面を観客に届けることが期待されている。
結び
MISIAの「MISIA SOUL JAZZ 2024」は、河口湖ステラシアターでの初開催という特別な舞台で、観客に忘れられない一夜を提供した。MISIAの音楽とパフォーマンスは、これからも多くの人々の心を温め、励ますことだろう。