アンジュルム、茨城で10周年記念ツアー初日開幕!川村文乃最後のツアーに感動

アンジュルム、茨城で10周年記念ツアー初日開幕!川村文乃最後のツアーに感動

アンジュルム、10周年記念ツアー初日を茨城で開幕

アイドルグループ・アンジュルムが21日、茨城県結城市民文化センター アクロス・大ホールで、秋のコンサートツアー『ANGERME 10th ANNIVERSARY TOUR 2024 AUTUMN 「ROOTS」』の初日を迎えました。このツアーは、スマイレージからアンジュルムに改名して10周年を記念するもので、サブリーダーの川村文乃がこのツアーを最後にグループを卒業することも発表されています。

開演前から会場は期待感に包まれ、メンバーが登場すると大歓声が上がりました。楽曲が披露されるたびにファンのテンションも高まり、ライブは盛り上がりを見せました。リーダーの上國料萌衣が「始まりました!初日!」とMCをスタートすると、「期待してもらっていい内容になっています」とファンの期待をさらに高めました。

川村は初日を迎えたことに「いよいよこの日が来たか」と感慨深げに話し、「一瞬一瞬を大切に、来てくださったみなさまと一緒に最高の時間を過ごしたい」と、ラストツアーへの意気込みを語りました。

後半には、川村の曲振りから11月13日にリリースされるニューシングル「悠々閑々 gonna be alright!!」が初披露されました。この曲は、グループの新たな一面を見せるダンサブルな曲調で、アンジュルムらしいポジティブでハッピーな内容にファンはさらに盛り上がりました。その後、キラーチューンを連続してパフォーマンスし、会場の熱気は最高潮に達しました。

最後の挨拶では、メンバーそれぞれが公演やリハーサル期間を振り返りました。平山遊季は「偉大な先輩方、楽曲、スタッフさんに囲まれてここまでこられた」と感謝の言葉を述べました。為永幸音は「受け継いできたものの魅力を届けながら、今のアンジュルムを最強だなと思ってもらいたい」と力強く話し、伊勢鈴蘭は「新体制・新たな一歩ということで、今日はすべての考えを追い払ってステージに立ちました。さらに成長できるツアーにできたら」と決意を語りました。

川村は客席に向かって「楽しかったですか?」と語りかけ、「初日が来るまでドキドキワクワクだったんですけど、アンジュルムの歴史を感じられるセットリストを今このメンバーで歌えることが嬉しいです。最後のツアーを一秒一秒、一公演一公演思い残すことなく過ごしたい」と、今回のツアーへの思いを改めて語りました。また、ファンに向けては「アンジュルムへ熱いファン心を燃やしてくれたり、いろんな形で愛を伝えてくれて嬉しい」と笑顔で感謝の言葉を述べました。

メンバーのコメントを聞きながら感極まった上國料は、「今このメンバーでやれていることがすごく嬉しいし、みなさまとここで過ごせていることがとても幸せ」と、グループとファンへの深い愛を伝えました。最後の楽曲まで会場は一体となり、温かな雰囲気で初日公演を締めくくりました。

今回のツアーは、川村の地元・高知を含む全国7カ所14公演が予定されています。また、この日の夜公演で川村の卒業コンサートが11月28日に日本武道館で行われることが発表されました。11月13日には、川村がラスト参加となるニューシングル「初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alright!!」のリリースが決定しており、アンジュルムはさらなる進化を遂げながら、パワフルにツアーラストまで走り抜けていくことでしょう。