「おしゃれクリップ」50周年記念スペシャル: 阿川泰子と江夏豊の感動の再会
「おしゃれクリップ」50周年記念スペシャル放送
29日、日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜・午後10時)の1時間スペシャルが放送された。この番組は1974年に始まった「おしゃれシリーズ」の50周年記念として、歴代のMCが一堂に会し、思い出深いエピソードを語り合った。
番組の前身である「オシャレ30・30」(1987年1月~1994年6月)で司会を務めた女優兼ジャズシンガーの阿川泰子も参加。阿川は、阪神タイガースで活躍した江夏豊投手の大ファンであることを明かし、江夏が番組に出演した際の思い出を語った。
当時、江夏が番組に出演した際、阿川は「物心ついたころから…」とファン歴を告白し、照れくさそうに笑顔を見せた。スタジオでは、江夏が投げた球を阿川が木製バットで打ち返す映像が流された。阿川は、江夏に「打たせてくださってありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
江夏は、阿川の打撃を称えて「ワシはずっと野球やって人に打たせようと思って投げとらん。あんたが打ったんよ。あんたは偉い!」と褒めた。阿川は、江夏の優しさに感動し、うれしそうにそのエピソードを語った。
このスペシャル放送では、阿川をはじめとする歴代MCたちが、番組を通じて培った友情や、視聴者に届けたメッセージについても語り合った。50年という長い歴史の中で、多くの人々に愛され続けた「おしゃれシリーズ」の魅力が、改めて伝わる内容となった。
番組の50周年を祝うこのスペシャルは、視聴者にとって懐かしい思い出を呼び起こすとともに、新たなファンを獲得する機会にもなった。阿川泰子の江夏豊投手とのエピソードは、番組の温かい雰囲気と人間味あふれる一面を示す貴重な一幕となった。