『オモウマいフェス』で野沢屋店主と番組スタッフが織り成すエキサイティングな一夜

『オモウマいフェス』で野沢屋店主と番組スタッフが織り成すエキサイティングな一夜

『オモウマいフェス』で「野沢屋」店主が大活躍

3月9日と10日にさいたまスーパーアリーナで開催された『オモウマいフェス』は、中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』で紹介された店が一堂に会するイベントとして注目を集めました。マイナビニュースが現地を取材し、その模様を全4回にわたってレポートしています。第3回では、うなぎ屋「野沢屋」の店主・野沢武さんと、番組の司会を務める川添光由ディレクター、そして番組ナレーションを担当する伊藤楓アナウンサーへのインタビューが紹介されました。

クイズ企画で「エキサイティング!」な展開

『オモウマいフェス』のクイズ企画「クイズ!オモウマい店」では、番組を見ている視聴者なら誰でも答えられるような問題が出題されました。このコーナーでは、店前にお花が飾られているお店が「オモウマい」という法則に基づいて、川添ディレクターがカメラを回しながら司会を務めました。

ゲストとして登場したのは、群馬県のうなぎ屋「野沢屋」の店主・野沢武さん、その妻、そして野沢さんのファンで高校2年生の頃からアルバイトをしていた上田理心さん。野沢さんは「エキサイティング!」という口癖で知られており、ステージ上でその独特のキャラクターを存分に発揮しました。

野沢さんの意外な一面

野沢さんはマイクを持っているにもかかわらず、自身の発言時にそれを使用せず、結局川添ディレクターがフォローする羽目になりました。さらに、正解者について聞かれると「局の人じゃないの?」と疑問を投げかけ、伊藤アナウンサーが「仕込みじゃないですよ~」とすかさずフォローしました。その後も、川添ディレクターが「おやっさん、正解はどっちだと思いますか?」と質問しても、「知らねぇ!」と興味を示さないかと思いきや、正解を続けて勝ち残った女性に「娘、良かったな!」と労う場面もあり、その意外な優しさが観客を魅了しました。

若者のまともなコメント

この企画には『オモウマい店』のファンが多数参加しましたが、終盤の問題は全員不正解が続出。上田理心さんは、「こんなに『オモウマ』についてよくご存じの方が集まったのに、最後全然みんな知らなくて面白かったですね(笑)。私も恥ずかしながら分からなかったですけど、今日は楽しかったです」と、若いながらも一番まともなコメントで企画を締めくくってくれました。

野沢さんとの写真撮影コーナー

イベントの後半には、野沢さんとの写真撮影コーナーが設けられました。野沢さんが一人ひとりに魂の言葉をかけるため、長蛇の列がなかなか進まない状況でしたが、多くの人が「エキサイティング!」な金言を待ち続けていました。

川添ディレクターの花への執着

川添ディレクターは、店前にお花が飾られている店を発見するのが得意で、その執着心からハワイロケでは「フラワーマン」と呼ばれることもあったそうです。後輩ディレクターが店前に花が飾られている店を発見し、連絡を受けることもしばしばありますが、「どうして自分が通る道にはないんだろうと、悔しい気持ちですね。でも、実際にお花が飾られている店がスポットを浴びることにうれしさもあります」と、複雑な胸中を明かしました。

新たな法則の追求

現在、川添ディレクターが追求している新たな法則は、「天然水をわざわざ汲みに来る店主が営む店はオモウマい」です。この法則を立証するために、湧き水スポットで7日間待ち続けても出会えず、「本当に現れなくて1年以上経ちました」と難航しているとのこと。しかし、「やっぱりわざわざ汲みに来る店主さんを僕は探したいんです。天然水でお客さんに還元したいという気持ちがあったらとても素敵だと思うので、ぜひ待ってようと思います」と、意気込みを語りました。

伊藤アナウンサーのナレーション

番組のナレーションを担当する伊藤楓アナウンサーは、独特のテンポで「テレビの前のみなさ~ん! 日本のとある町で見つけました」というフレーズが印象的です。「番組が始まった頃は、皆さんコロナで大変だった時期なので、こうして大きな会場でイベントができて感慨深いです」と、イベントへの思いを語りました。

『オモウマい店』はナレーションがほとんどないため、「収録時間は1回あたり5分で終わっちゃいます。一瞬で終わるので、声出し練習のほうがいつも長いんです(笑)」と、収録の短さを笑いながら語りました。現在はフリーで東京在住の伊藤アナウンサーは、「5分の収録のために、新幹線で名古屋まで通っています」と、毎週の通いを続けています。

家族向けのナレーション

伊藤アナウンサーは、「家族で見ていただいた時に、お子さんからお年寄りの方まで聴きやすいように、イントネーションを大事にしています」と、ナレーションへの思いを語りました。短い放送尺ながら、大きなインパクトを残す伊藤アナウンサーのナレーションは、視聴者に親しまれています。

ゲーム実況のYouTubeチャンネル

現在、伊藤アナウンサーは「女子アナゲーマー」として、ゲーム実況のYouTubeチャンネルも展開しています。「危ない!」「いい調子!」と、『オモウマい店』とは違ったハイテンポ&ハイテンションな声で『スプラトゥーン』のプレイを披露しています。この多才な才能が、視聴者から高い評価を得ています。

まとめ

『オモウマいフェス』は、『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』で紹介された店が一堂に会するイベントとして、多くのファンを魅了しました。野沢武さんや川添ディレクター、伊藤楓アナウンサーの活躍が、イベントを盛り上げ、視聴者に楽しい時間を提供しました。今後も、『オモウマい店』は、その独特の魅力で多くの人々を楽しませ続けることでしょう。