宮崎県職員によるスーパー内盗撮事件:主任技師の逮捕と県の厳正な対応
宮崎県職員、スーパーでの盗撮容疑で逮捕
29日夕方、宮崎市のスーパーで、女性客の尻をスマートフォンで盗撮した疑いで、宮崎県職員の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、宮崎県農産園芸課の主任技師、栗野太貴容疑者(34歳)です。栗野容疑者は、29日午後4時半ごろ、宮崎市内のスーパーの店内で、30代の女性客のショートパンツの下にスマートフォンを差し入れ、尻を盗撮した疑いがもたれています。
盗撮に気づいた女性は、栗野容疑者の腕をつかみ、店のスタッフがすぐに警察に通報しました。警察の調べに対し、栗野容疑者は「盗撮したことは間違いない」と容疑を認めているということです。
この事件を受け、河野知事は「このような事案が発生したことは極めて遺憾です。容疑事実が確認された場合は厳正に対処するとともに、改めて職員に対し服務規律の保持と綱紀粛正の徹底を図る」とコメントしました。
宮崎県では、県職員の不祥事が発生した際には、迅速かつ厳正な対応を取る方針を示しています。今回の事件は、県民の信頼を損なうものであり、県としての対応が注目されています。
また、県庁内では、服務規律の再確認や職員の意識向上のための研修などを通じて、再発防止に努める方針です。県民からの信頼回復に向けて、県は一層の努力を重ねていくことが求められています。