アンジェリーナ・ジョリー、主演作『Maria』プレミアに子どもたちと登場、ブラッド・ピットとの関係は微妙

アンジェリーナ・ジョリー、主演作『Maria』プレミアに子どもたちと登場、ブラッド・ピットとの関係は微妙

アンジェリーナ・ジョリーが9月29日、ニューヨーク映画祭で主演作『Maria(原題)』のプレミアに出席し、長男マドックス(23歳)、次男パックス(20歳)、長女ザハラ(19歳)を連れて登場した。3人はアンジーの養子としてアメリカにやってきた。レッドカーペットでは、パックスがアンジーと手を繋ぎ、ザハラは彼女に寄り添って立つなど、親密な母子関係を披露していた。

アンジーとブラッド・ピットの6人の子どもたちのうち、上の3人は常にアンジーの味方である。マドックスは、ブラッドとアンジーが離婚する直接のきっかけとなったプライベートジェットでのケンカの際、ブラッドと身体的な争いになったと報じられている。パックスはインスタグラムの非公開アカウントでブラッドを罵倒していると伝えられており、ザハラは現在大学生で、学校ではジョリーの姓だけを名乗っている。

『Maria(原題)』は20世紀最高のソプラノ歌手と称されるマリア・カラスの人生を描いた作品で、アンジーがマリアを演じている。作中には歌うシーンも登場し、アンジーはその準備に7か月近く費やした。初めて歌った際には非常に緊張したが、息子たちが彼女を支えてくれたという。「私はひどく緊張していた。息子たちがいて誰も入ってこないようにドアを塞いでいてくれた」とアンジーは語っている。

この作品はベネチア国際映画祭でスタンディングオベーションを受け、ニューヨークプレミアでも観客から立ち上がって拍手が送られた。マドックスとパックスはアンジーの監督作で助監督を務めるなど、アンジーの下でキャリアをスタートさせている。末っ子のヴィヴィアン(16歳)もアンジーの舞台演出を手伝い、プロの演出家への道を歩み始めている。アンジー家はまさに芸能一家になりつつあり、今後のファミリービジネスの展開が注目される。