「フード・インク ポスト・コロナ」公開:アメリカの食料システムと新型コロナの影響を問う
ドキュメンタリー映画「フード・インク ポスト・コロナ」の予告編がYouTubeで公開された。
本作は、巨大食品企業や農業問題の闇を暴いた「フード・インク」の続編で、新型コロナウイルスの世界的流行後に浮き彫りになったアメリカのフード・システムの脆弱性が映し出される。また、持続可能な未来を作り出そうと奮闘する農家や政治家たちの前向きな姿にもカメラが向けられる。監督は前作も手がけたロバート・ケナーと、メリッサ・ロブレドが共同で務めた。
予告編では、「超加工食品の危険」「巨大食品企業の市場独占」「労働者の最低賃金は60年前より低い!?」「子供の糖尿病が増加?」といったトピックが提示される。労働者が「巨大企業で働いて食べ物を提供しているのに、家に帰れば息子は腹ペコ」と訴える様子も収録されている。さらに、「私の“ごはん”大丈夫?」というテロップも確認できる。
「フード・インク ポスト・コロナ」は12月6日より東京・新宿シネマカリテを皮切りに、全国で順次公開される。