「Wリーグ開幕!ENEOSサンフラワーズ宮崎早織、新たな挑戦と強豪チームとの対戦に意気込む」
藤木直人、高見侑里がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)で、10月5日(土)の放送では、バスケットボール女子日本代表の宮崎早織選手がゲストとして出演しました。宮崎選手は1995年生まれ、埼玉県出身の29歳で、小学2年生のときにバスケットボールを始め、高校卒業後はWリーグの名門・ENEOSサンフラワーズに入団。2018年から日本代表に選出され、今夏のパリオリンピックで2回目の五輪出場を果たしました。
今シーズンからWリーグは2ディビジョン制が導入され、1位から8位のチームと9位以下のチームに分かれて戦います。宮崎選手は、上位チームだけが戦うことでシーズンがよりタフになると述べました。また、オリンピックが終わったばかりでWリーグが盛り上がってきたタイミングでの2ディビジョン制導入について、正直なところ「9位以下のチームとも一緒に戦いたかった」との思いを語りましたが、目の前に迫るタフなゲームに臨む気持ちでいることを強調しました。
ENEOSサンフラワーズは、リーグ優勝23回、全日本バスケットボール選手権優勝27回という伝統あるチームで、優勝が求められることについて、宮崎選手は「優勝するのが当たり前」という雰囲気があると述べつつ、「どのチームも優勝を目指して頑張っている」と理解を示しました。また、最近は才能ある選手がさまざまなチームに移籍できるようになり、優勝がより難しくなっていることについて、それがやっている側も観ている側も楽しいと感じていると語りました。
今シーズンは、元サンフラワーズの吉田亜沙美選手と渡嘉敷来夢選手が同じチーム(アイシン ウィングス)に所属することになり、宮崎選手は「倒したい」というより、「対戦してどんな感覚になるのかな」という気持ちで、試合を楽しみにしていると述べました。また、チームの司令塔としてキャプテンを務める宮崎選手は、若手中心のチームで優勝を目指す一方で、良いチームを作ることを重視し、スピードのある展開と堅いディフェンスを追求すると語りました。
10月11日(金)と12日(土)に東京・国立代々木競技場第2体育館で迎える開幕戦の対戦相手はトヨタ自動車 アンテロープス。宮崎選手は、アンテロープスについて「めちゃめちゃ面倒くさい」と評し、技術が高く、流れに乗ると倒せない強いチームだと述べました。また、日本代表の山本麻衣選手との対戦については、オリンピックの初戦で脳振とうを負った山本選手がリーグに懸ける思いが強いことを理解し、「落ち着いてほしい」と語りました。