「何のつながりもない私に…」鳥越裕介ヘッドコーチが西武ライオンズへの入閣を決断「最初は驚きました」
鳥越裕介ヘッドコーチ(53)が12日、埼玉西武ライオンズの球団を通じて談話を発表した。鳥越ヘッドは「来シーズンから埼玉西武ライオンズでヘッドコーチを務めることになりました。選手たちがグラウンドで輝き、多くのファンの皆さまに喜んでいただけるよう、全力でサポートしていきます」と決意を述べた。
鳥越ヘッドは、ソフトバンクやロッテでヘッドコーチなどを務めた経験があり、「ドラフトで指名されてプロの世界に飛び込んでから、長い間ユニフォームを着る生活を送りました。2年前から野球解説者として、またピンクリボンの活動など、さまざまなことにチャレンジしていました。来年は何に挑戦しようかと考えている時に、西武からオファーをいただきました」と経緯を明かした。
現役時代も指導者に転身して以降、西武との関わりはなかったという鳥越ヘッド。「正直、最初は驚きましたが、球団関係者の皆さまや西口新監督のライオンズに対する強い思いを感じ、私でお役に立てるのであればと、お世話になることを決めました」と、決断の理由を語った。
西武は今季、3年ぶりの最下位に低迷。開幕後から苦しい戦いが続き、5月には松井稼頭央監督(48)が休養。その後、渡辺監督代行がゼネラルマネジャー(GM)と兼務でチームの立て直しを図ったが、球団ワースト記録の49勝91敗3分けに終わった。鳥越ヘッドは、西口文也新監督(52)とともにチームの再建に取り組む。