新ヘッドコーチ鳥越裕介氏、埼玉西武ライオンズで挑戦「できる限りのサポートを」
鳥越裕介氏(53)が来シーズンから埼玉西武ライオンズの新ヘッドコーチに就任することが決まった。12日、球団を通じて以下のようなコメントを発表した。
「昨日球団から発表があった通り、来シーズンから埼玉西武ライオンズでヘッドコーチを務めることになりました。ドラフトで指名していただき、プロの世界に飛び込んでから長い間ユニホームを着る生活でしたが、2年前から野球解説者として、また自身のライフワークであるピンクリボンの活動など、さまざまなことにチャレンジしていました。来年は何に挑戦しようかと思案している時に声をかけていただきました。
現役時代にプレーしたわけでもなく、関係の近しいプロ野球関係者がいらっしゃることもなく、ライオンズと何のつながりもない私にオファーをいただいた際、正直申しまして最初は驚きました。しかしながら、それでもオファーしてくださった球団関係者の皆さま、西口新監督のライオンズに対する強い思いをお話し合いの中で、ひしひしと感じ、私でお役に立てるのであればという気持ちでお世話になることを決めました。
来シーズン、選手たちがグラウンドで輝き、多くのファンの皆さまに喜んでいただけるよう、できる限りのサポートをしていきます。変わらぬ応援をよろしくお願いします」
鳥越氏は大分・臼杵高から明治大を経て1994年にドラフト2位で中日に入団。2006年に現役引退後、2007年から2017年までソフトバンクで2軍監督や1軍内野守備・走塁コーチを務め、今宮(ソフトバンク)らを育てた。2018年から2022年まではロッテで1軍ヘッド、2軍監督などを歴任し、その後は解説者として活動していた。