半年無得点&連続退場、マンU主将B・フェルナンデスの覚悟と代表での充実
マンチェスター・ユナイテッドの主将を務めるB・フェルナンデスは、チームの不振に強い責任を感じている。ユナイテッドは今シーズン、プレミアリーグで7試合を戦い、2勝にとどまり14位に低迷。ヨーロッパリーグでも開幕から2戦連続ドローと、厳しい状況が続いている。
B・フェルナンデス自身も、今季の公式戦ではまだゴールを決められておらず、最後に得点を挙げたのは昨季の4月で、半年間ゴールから遠ざかっている。さらに、今月3日のポルト戦では2枚のイエローカードを受け、2試合連続の退場という不名誉な結果となった。
このような状況下、B・フェルナンデスはポルトガル代表活動中に会見に出席し、「マンチェスターに戻ったら、すぐに改善しなければならない」と強い覚悟を示した。
「再びゴールを決められるようにならないと。僕は多くのゴールを奪うミッドフィルダーで、長年にわたって常に高いレベルのゴールを見せてきたからね。期待と自分の基準に応える必要がある。自分のパフォーマンスは、今シーズンに望んでいるものとは全く違う。得点を決めて、クラブが勝利を重ね、良いレベルになれるよう貢献したい」
一方で、ポルトガル代表としては充実した日々を過ごしていると語る。
「自国にいて、自国の言葉を話し、より良い食事ができる。代表チームでは、良いレベルを発揮できているよ。良い気分だし、高いレベルで自分のフットボールが楽しめる」
先月30歳の誕生日を迎えたB・フェルナンデスは、UEFAネーションズリーグで12日にポーランド、15日にスコットランドと対戦後、19日のブレントフォード戦に臨む。チームとしてもプレミアリーグ3戦連続で無得点のなか、本拠地オールド・トラフォードで久々のゴールを奪えるか、注目が集まっている。