吉沢亮主演『ババンババンバンバンパイア』映画化決定!銭湯で働く450歳バンパイアが初恋を阻止

吉沢亮主演『ババンババンバンバンパイア』映画化決定!銭湯で働く450歳バンパイアが初恋を阻止

『ババンババンバンバンパイア』が吉沢亮の主演で映画化され、2025年2月14日のバレンタインデーに全国公開されることが決まった。この人気コミックは、別冊『少年チャンピオン』で連載されており、450歳のバンパイアである森蘭丸(もり・らんまる)が、銭湯のひとり息子・立野李仁(たとの・りひと)の成長と純潔を見守る物語だ。

蘭丸は究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、李仁の成長を見守っているが、有一天李仁がクラスメイトの篠塚葵(しのづか・あおい)にひと目ぼれしてしまう。李仁の初恋が成就することで童貞を失う危機が訪れ、「恋をさせてはなるものか!!」と蘭丸が決死の〈童貞喪失阻止作戦〉を開始する。

主人公の蘭丸役には、演技力が評価される吉沢亮が抜擢された。吉沢は21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』や映画『キングダム』シリーズなどで活躍しており、この作品では銭湯で働くバンパイアを演じる。プロデューサー陣は、彼の繊細さと大胆さ、シリアスとコミカルな両方の面を持っていることが理由として挙げている。

李仁役には板垣李光人がキャスティングされた。彼は映画やドラマだけでなく、アートやキャスターなど多方面で活躍しており、自身の初個展も開催した。原作者の奥嶋ひろまさは板垣をイメージして役名をつけ、板垣自身も「ここまでふっきれたコメディは初めて」と語っている。

葵役には、近年注目を浴びている若手女優の原菜乃華が起用され、葵の存在が蘭丸と李仁の関係性に波纹を投げかける。

監督は、CM界で数多くのインパクトのある作品を手掛けた浜崎慎治が務め、脚本は松田裕子が担当する。公開された特報映像では、吉沢扮する蘭丸が月をバックに夜の闇を翔けるシーンや吸血シーン、李仁の初恋を知った後は李仁の初恋を阻止するための大暴れが見られる。ラストには蘭丸が「童貞喪失、絶対阻止!」と高らかに叫ぶシーンが描かれており、期待感を高めている。

ポスタービジュアルでは、銭湯を背景に「絶対阻止!」と仁王立ちする蘭丸、初恋の人・葵を想像し頬杖をつくピュアさ満点の李仁、そして李仁の目線の先には葵が描かれ、期待が高まるデザインになっている。

豪華キャストとスタッフが集結した『ババンババンバンバンパイア』は、笑いあり、胸キュンあり、涙ありのバンパイア・ラブ・コメディ。吉沢は「見どころありすぎだろ!というぐらい、なかなか飽きることのない映画」とコメントし、今後の情報解禁にも注目が集まっている。