『光る君へ』第36回:清少納言、紫式部の執筆に驚きと嫉妬

『光る君へ』第36回:清少納言、紫式部の執筆に驚きと嫉妬

NHK大河ドラマ『光る君へ』第36回放送 清少納言が紫式部の執筆を知る

NHKの大河ドラマ『光る君へ』の第36回が22日に放送され、平均世帯視聴率は10.5%を記録した。この回では、清少納言(ファーストサマーウイカ)が紫式部(まひろ)が書く物語が一条天皇(塩野瑛久)の心をひきつけていることを知る様子が描かれた。

清少納言は当初、亡き皇后一筋だったはずの帝の心を引き付けている物語の執筆者が誰なのか知らなかった。伊周(三浦翔平)から話を聞き、初めてその執筆者が紫式部であることを知った。その瞬間、清少納言の表情は驚きと嫉妬が入り混じったものとなった。SNSでは、このシーンについて「顔怖い」「敵対心メラメラ」といった声が多数寄せられた。

清少納言の表情は、驚きと嫉妬が複雑に交錯しており、視聴者を引き付けた。SNS上では、「顔ピクピク怖い」「引きつった顔怖い」「敵対心メラメラ」「不穏すぎる」「ホラー感」「ライバル心に火がついた」「嫉妬か」「文学デスマッチだ」「文学バトルだ」「ゆがむ顔の演技すごい」といったコメントが溢れた。これらの反応は、清少納言の演技が視聴者の心に強く響いたことを示している。

一方、ビデオリサーチによると、22日午後8時からNHK総合で放送された『光る君へ』の関東地区の平均世帯視聴率は10.5%(個人6.1%)を記録した。この数字は、ドラマの人気と視聴者の関心の高さを示している。

『光る君へ』は、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部の生涯を描いた作品で、俳優の吉高由里子が紫式部を演じている。今後も、紫式部と周囲の人物たちの関係や、彼女の文学への情熱がどのように展開していくかに注目が集まっている。