大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」: まひろと清少納言の衝突と皇位継承の暗雲
大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」の放送内容
29日に放送された大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」では、主演の吉高由里子が演じるまひろと、ファーストサマーウイカが演じる清少納言ことききょうの再会が描かれ、視聴者から大きな反響が寄せられました。
物語は、中宮・彰子(見上愛)が一条天皇(塩野瑛久)の皇子を出産した場面から始まります。この喜ばしい出来事に、まひろと道長(柄本佑)は喜びを分かち合います。しかし、2人の親密さがうわさになる中、彰子がまひろが書いた物語を冊子にして天皇への土産にしたいと提案します。これにより、まひろを始めとする女房たちが力を合わせて豪華本の制作に取り組むことになります。
一方、新たな皇子の誕生により、伊周(三浦翔平)らの思惑が外れ、皇位継承を巡る不穏な気配が漂い始めます。この状況下で、彰子に仕えるまひろのもとを、清少納言ことききょうが突然訪ねてきます。ききょうは、現在亡くなった定子(高畑充希)と一条天皇の娘・脩子内親王(井上明香里)に仕えています。旧知の彼女が「お久しゅうございます」と挨拶すると、まひろは思わず顔がほころびます。
まひろが立ち上がり一礼して迎えると、ききょうは「光る君の物語、読みました」と言い放ちます。しかし、その表情はみるみるうちに険しくなっていきます。ききょうの言葉に驚くまひろの姿が映し出され、第37回が幕を下ろします。
この展開に、ネット上には多くの反響が寄せられました。「うわぁ~~~!ここで終わり」「1週間待たされるの辛い!!」「清少納言とのバチバチ対決早く見たすぎる」といった声が続出。さらに、「ききょうさんと不穏なのやだよー」「ききょう、第一声から敵意むき出し」「怖いぞ…すごく怖いぞ…」などのコメントも集まり、視聴者の期待と興奮が高まっています。
まひろとききょうの対決の背景
まひろとききょうの再会は、物語の重要な転換点となっています。ききょうは、定子と一条天皇の娘・脩子内親王に仕えており、まひろとは旧知の間柄です。しかし、ききょうの表情が険しくなる様子は、彼女の心中に深い思いがあることを示唆しています。
ききょうが「光る君の物語、読みました」と述べたことから、彼女がまひろの作品に深い関心を持っていることが伺えます。しかし、その言葉の後に続く険しい表情は、彼女がまひろに対して何かしらの不満や敵意を抱いていることを示唆しています。この対決は、単なる個人的な対立だけでなく、宮廷内の政治的な駆け引きにも深く関わっている可能性があります。
皇位継承を巡る不穏な気配
新たな皇子の誕生により、皇位継承を巡る不穏な気配が漂い始めています。伊周らの思惑が外れたことで、宮廷内での力関係が揺らぎ、さまざまな勢力が動き始めています。この状況下で、まひろと道長の親密さがうわさになることは、彼らにとって大きなリスクとなる可能性があります。
彰子がまひろの物語を冊子にして天皇への土産にしたいと提案したことは、まひろの地位を高める一方で、他の妃や女房たちの反感を買う可能性もあります。このように、物語は複雑な人間関係と政治的な駆け引きが絡み合って展開しています。
視聴者の期待と反響
視聴者からは、「うわぁ~~~!ここで終わり」「1週間待たされるの辛い!!」「清少納言とのバチバチ対決早く見たすぎる」といった声が寄せられ、次の回への期待が高まっています。特に、ききょうの第一声から敵意が感じられることに、多くの視聴者が注目しています。「ききょうさんと不穏なのやだよー」「ききょう、第一声から敵意むき出し」「怖いぞ…すごく怖いぞ…」などのコメントは、ききょうのキャラクターに対する強い印象を示しています。
今後の展開への期待
第37回「波紋」のラストシーンは、まひろとききょうの対決を予感させるものでした。この対決がどのように展開するのか、そして宮廷内の政治的な駆け引きがどのように進むのか、今後の展開に注目が集まっています。視聴者の期待と興奮が高まる中、『光る君へ』の今後の放送が楽しみに待ち遠しいものとなっています。