大谷翔平、新記録更新!57盗塁でイチロー超え、ドジャースの勝利に貢献
大谷翔平、マルチ安打と57盗塁で新記録更新
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、現地時間9月27日(日本時間28日)、コロラド・ロッキーズとのアウェイゲームに「1番・DH」で先発出場し、マルチ安打を記録した。4回の第3打席では、アンソニー・モリーナから右前へ強烈な当たりの安打を放ち、出塁に成功。これにより、打率は.307に上昇した。
試合は、先発のキャル・クワントリルに対し、第1打席では遊ゴロに倒れたが、2回一死一・二塁の第2打席では、右前適時打を放ち、チームを4-1とリードに導いた。さらに、この打席の直後に二盗に成功し、今季57盗塁目を決めた。これにより、2001年にイチローがマークした56盗塁を超える日本選手のシーズン最多盗塁記録を更新した。
コロラド州デンバーにあるクアーズフィールドは、標高約1600メートルの高地に位置しており、気圧が低いため空気抵抗が少ない。そのため、打球の飛距離が伸びやすく、まさに「打者天国」と呼ばれる球場だ。大谷にとって、この球場での活躍はさらなる記録更新の可能性を高めている。
前日のサンディエゴ・パドレス戦では、5打数3安打1打点の成績を挙げ、第4打席では右前へ決勝打を放ち、チームは3年連続の地区優勝を決めた。大谷にとって、これは悲願の初優勝となり、歓喜に包まれた。一夜明けたこの日の試合でも、大谷はその活躍を続けて、チームの3連戦を良い形で締めくくることができた。
大谷翔平の活躍は、ドジャースの今季の成功に大きく貢献しており、ファンや関係者の期待は高まるばかりだ。今後も、彼の多才なプレーと記録更新に注目が集まることは間違いない。