大谷翔平、新記録連発！57盗塁と4安打の大暴れで三冠王に迫る

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手、新記録を次々と更新

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、メジャーリーグで新たな記録を次々と更新しています。地区優勝を祝う歓喜のシャンパンファイトから一夜明け、標高が高くホームランが最も出やすいとされるコロラド州のクアーズ・フィールドで行われた試合で、大谷選手は走っては日本選手新記録の57盗塁をマークし、打っては54号を含む4安打の大暴れを披露しました。

10試合連続ヒットと57盗塁

試合は、大谷選手の第2打席で大きな展開を迎えました。直近の得点圏で11打数10安打を誇る驚異の勝負強さを発揮し、1、2塁間を破るタイムリーで10試合連続ヒットをマーク。その後、かさずスタートを切り、2塁を陥れた後、ボールがそれる間に一気に3塁へと進みました。この盗塁で、イチローさんの記録を超え、日本選手新記録となるシーズン57個目の盗塁に成功しました。

4安打4打点の大活躍

続く第3打席では、角度こそつかなかったものの、強烈な当たりのライト前ヒットを放ち、この日2本目のヒットを記録しました。第4打席には、待望の一発が飛び出しました。ライトスタンド2階席へ飛び込む54号は、飛距離約133メートルの特大スリーラン。4試合ぶりの一発で、前人未到の「55-55」にも王手をかけました。

打率3割9厘、逆転の三冠王も視野に

第5打席にもヒットを放った大谷選手は、この試合4安打4打点の大活躍で、打率を3割9厘まで伸ばし、リーグ2位に浮上しました。ついに逆転の三冠王が視界に入りました。その後、味方のタイムリーでホームに帰り、球団新記録となるシーズン133得点目もマーク。チームも快勝し、この日も記録づくめの試合となりました。