東京ゲームショウ2024で『カルドアンシェル』が初公開!インティ・クリエイツの新作RPGが話題に
東京ゲームショウ 2024 で『カルドアンシェル』が試遊展示
9月26日(木)から9月29日(日)にかけて、幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ 2024(以下、TGS 2024)」では、インティ・クリエイツの最新作『カルドアンシェル』が試遊展示されています。ビジネスデイに訪れた筆者は、この作品の試遊チャンスに恵まれ、インティ・クリエイツブースで実際にプレイする機会を得ました。
デッキ構築と戦略性が光るローグライトカードバトルRPG
『カルドアンシェル』は、300種以上のカードと50の歌を駆使して戦う、デッキ構築型のローグライトカードバトルRPGです。プレイヤーは電脳世界のダンジョンを自由に探索し、攻略することができます。バトルに勝利するたびに新しいカードを仲間に加え、デッキを強化して、様々なゲームの主人公やヒロインであるボスとの戦いに挑むことができます。
試遊を通じて、このゲームが単なるデッキ構築とカード攻撃のゲームではないことが実感できました。画面全体の状況を常に把握し、戦況を見極める必要がある、可愛らしい見た目とは裏腹に奥深いゲームです。
戦闘システムの詳細
戦闘はマス目上での移動と攻撃が行われます。プレイヤーは手札の「移動マーク」に従って移動し、敵の攻撃範囲を避けながら戦います。敵の攻撃予測範囲が表示されるため、速やかに上下左右に動いてかわす必要があります。ただし、手札の「移動マーク」通りの移動しかできないという仕組みがあるため、カードの性能はダメージ数値やバフ効果だけでなく、移動方向にも影響を与えます。
強力なカードばかりを使用すると、いざというときに身動きが取れなくなることがあります。そのため、移動マークにも目を向けながら、的確に手札を消費していく戦略性が求められます。また、敵の攻撃タイミングもワンパターンではなく、敵にはカードを1枚使用するごとに1減る「タイムカウント」が表示されることがあります。相手のカウントが0になる前に素早く攻撃範囲外に移動しておく必要があります。
攻撃と防御の戦略
敵の攻撃を避けることが重要ですが、ときには真正面から受け止めることが戦略的に有効です。例えば、「ブレイク」効果を持つカードで敵を攻撃すると、その数値分だけ攻撃力を減らすことができます。攻撃力を0にすれば、どんな大技でもダメージ0で受け止められます。さらに、「ブレイクダウン」にまで持っていくと、敵は1ターン行動不能になります。自分だけが有利なタイミングを作り出すのは、非常に快感です。
インティ・クリエイツキャラクターの華やかさ
順調に攻撃し、条件を満たすと、本作の目玉「ディーヴァ」キャラクターがプレイヤーをサポートするライブが披露されます。画面全面に広がるイラストと派手な演出で、キャッチーな見た目のキャラクターたちを存分に観察できます。カードキャラクターたちは、『蒼き雷霆 ガンヴォルト』『九魂の久遠』など、歴代インティ・クリエイツタイトルの顔ぶれが揃っており、ファンにとってはたまらない要素です。
主人公「ネオン」の魅力
本作の主人公「ネオン」は、「娯楽椅子探偵」または「ゲーミングチェア探偵」と呼ばれています。このインパクト抜群なワードは、試遊が始まってすぐに飛び出し、プレイヤーの興味を引き付けます。このユニークな設定は、ゲームの雰囲気を一層引き立てています。
発売情報
デッキ構築型ローグライトRPG『カルドアンシェル』は、ニンテンドースイッチ/PS4/PS5/Xbox One/X|S/Steam向けに2024年10月24日(木)に発売予定です。価格は通常版が4,950円(税込)、限定版が10,890円(税込)、ダウンロード版が3,480円(税込)となっています。