東京ゲームショウ 2024: 『精霊機 フレイリート』、90年代への愛を詰め込んだ2Dアクションゲーム
東京ゲームショウ 2024 で『精霊機 フレイリート』を試遊
9月26日(木)から9月29日(日)に幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ 2024(以下、TGS 2024)」では、インティ・クリエイツの最新作『カルドアンシェル』と、そのパッケージ版特典として2Dアクションゲーム『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』が試遊出展されています。
90年代への愛が熱くて厚すぎる購入特典
本作は、インティ・クリエイツがエイプリルフールに発表した嘘が真実になったタイトルです。まず、メインビジュアルからして90年代感とロボットアニメ感が凄まじい!この空気感は、90年代作品やロボットアニメを愛する方なら絶対にピンとくるはずです。筆者も90年代作品とロボットアニメの大ファンです。
ゲーム画面自体もレトロで、操作方法は移動と攻撃が実に単純明快です。しかし、ノスタルジックな雰囲気の中にも現代ならではの良さがしっかりと反映されています。ストーリーは王道で、勇ましい主人公「勇人」が世界に平和をもたらすべく、精霊機「フレイリート」と共に立ち向かうという内容です。劇中では合間に寸劇が挟まれ、なんと豪華フルボイスとなっています。
さらに、そのセリフは「90年代にめちゃくちゃ見た!」というようなノリのものばかりです。やたらと名乗ってくれる主人公や、悪役の鑑とも言えるような「今日のところは見逃してやろう」など、試遊だけでもこれだけの要素が詰まっています。製品版ではさらにあの頃の雰囲気を味わえること間違いなしです。
2Dアクションだったはずが……一転してSTG!?
また、今回の試遊は王道に王道を重ねて終わるだけではありません。試遊終盤ではゲーム性が一転。2Dアクションゲームで遊んでいると思ったら、シューティングゲームに変わっていました。カラーリングと造形がわかりやすい敵を次々と撃ち落とす爽快感は、90年代感をさらに増しています。
キャラクターデザイン、世界観、ストーリー、ゲームシステム……どこを取っても1990年代の雰囲気が満載です。大好きだったあの頃を何度でも味わえる『精霊機 フレイリート』は、インティ・クリエイツの新作『カルドアンシェル』のパッケージ版購入特典としても入手できます。入手方法は少々特殊ですが、試遊を終えた今はぜひパッケージ版『カルドアンシェル』を購入して、本作をプレイしてほしい……!そう思える面白いノスタルジック2Dアクションゲームでした。
まとめ
『精霊機 フレイリート』は、90年代のゲーム文化を愛する方々にとって、まさに夢のような作品です。レトロな雰囲気と現代的な要素が見事に融合し、試遊だけでもその魅力を十分に感じ取ることができます。TGS 2024で実際にプレイしてみて、そのノスタルジックな世界観と爽快なゲームプレイに心を奪われました。『カルドアンシェル』のパッケージ版を購入することで、この素晴らしい作品を手に入れることができます。ぜひ、この機会に『精霊機 フレイリート』を体験してみてください。
インサイドでは、TGS 2024における『カルドアンシェル』試遊レポートも公開中です。ぜひあわせてご覧ください!