アーセナル、冨安健洋とメリーノの復帰に期待高まる

アーセナルのアルテタ監督、冨安健洋の復帰に期待

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、欠場が続く冨安健洋の状態についてコメントした。2021年夏にアーセナルに加入した冨安は、4シーズン目を迎えるが、プレシーズン中に膝を負傷し、アメリカ遠征のメンバーから外れた。その結果、シーズン開幕にも間に合わず、プレミアリーグ5試合、チャンピオンズリーグ1試合を含む公式戦7試合を欠場している。

当初、9月末には復帰できるとの予想もあったが、冨安の復帰はもう少し時間がかかる見込みだ。しかし、28日のレスター・シティ戦を前にしたプレスカンファレンスで、アルテタ監督は冨安の状態について楽観的な見方を示した。

「冨安は今日、トレーニングに部分的に参加し、状態は良さそうだった。彼の状態はとても良くなっていて、ミケル（メリーノ）よりも少しばかり後れを取っているが、トミは毎日一生懸命やっているから、我々にはわからない。ただ、彼は今（復帰に向けて）良い状態だと思う」とアルテタ監督は述べた。

冨安の復帰は、アーセナルの守備力向上に大きく寄与すると期待されている。冨安は加入以来、右サイドバックとして活躍し、その守備力と攻撃参加のバランスの良さでチームに貢献してきた。彼の不在は、チームの守備に影響を及ぼしており、復帰が待ち望まれている。

一方、アルテタ監督の話に出てきたミケル・メリーノは、8月に骨折を負って離脱しているが、同指揮官は同日のプレスカンファレンスで「我々は今、彼がコンタクトプレーを開始することに問題ないと感じている。彼はトレーニングで状態が良さそうだった」と話していた。

メリーノの復帰もまた、アーセナルの戦力強化に寄与するだろう。メリーノは守備的ミッドフィールダーとして、チームの守備の要として活躍しており、彼の復帰はチームの守備力向上に大きく貢献すると見込まれている。

アーセナルは現在、プレミアリーグで好調を維持しており、冨安とメリーノの復帰がチームのさらなる強化につながることを期待している。両選手の復帰が近づいていることは、ファンにとっても大きな喜びとなるだろう。