アーセナル冨安とバイエルン伊藤、負傷からの復帰に前進

アーセナルの冨安健洋とバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝が部分的に練習再開

欧州では各国リーグが9月に開幕を迎え、多くの日本人選手が活躍をみせています。しかし、イングランド1部アーセナルのDF冨安健洋と、今シーズンからドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに所属したDF伊藤洋輝は、負傷によりプレーすることができていませんでした。しかし、両選手は徐々に復帰に近づいているようだ。

冨安健洋の復帰状況

英紙「イブニング・スタンダード」は、7月の練習中に膝を負傷してから戦列を離れている冨安健洋について、ミケル・アルテタ監督のコメントをレポートしています。記事では、「彼の復帰時期は、まだ決まっていない。アルテタ監督は負傷した最初の段階で『遅い』と時間がかかっていることを伝え、復帰時期を定めることが難しいとした」と述べています。

9月28日のプレミアリーグ第6節レスター・シティ戦に向けた会見で、アルテタ監督は25歳の冨安が「いいところ」に来ていると語りました。スペイン1部レアル・ソシエダから加入し、復帰に近づいているスペイン代表MFミケル・メリーノよりも回復に時間がかかっていることを認めつつも、復帰時期は不明だとしています。

「彼は部分的にトレーニングを行い、調子は良さそうだった。とても順調に進んでいるが、ミケルよりも少し遅れている。だが、トミについて具体的な復帰時期は分からない。彼は毎日努力して前進しているからね。ただ、とてもいいところに来ていると思う」

伊藤洋輝の復帰状況

一方、バイエルン・ミュンヘンはクラブ公式サイトで伊藤洋輝がランニングを開始したことを伝えています。「7月に中足骨を骨折した伊藤洋輝は、金曜日（9月27日）にピッチに戻ってバイエルンの練習場で初めてランニングを行った。このDFはデューレンとのプレシーズンマッチで負傷し、それ以降戦列を離れていた。日本代表選手は復帰に向けて次の一歩を踏み出した」と、練習をする伊藤の写真を添えて状況を報じています。

日本代表への影響

2人が復帰できれば、アジア最終予選を戦っている森保一監督の率いる日本代表にとっても、大きな後押しになることは間違いないでしょう。冨安健洋と伊藤洋輝は、それぞれのチームで重要な役割を果たしており、彼らの復帰はチームの戦力強化に大きく貢献するでしょう。

冨安健洋は、アーセナルの守備の要として活躍しており、その存在感はチームの安定性に欠かせません。一方、伊藤洋輝は、バイエルン・ミュンヘンでの活躍が期待されており、彼の復帰はチームの守備力を大幅に向上させることが予想されます。

両選手が今シーズン初めてプレーするのはいつになるでしょうか。ファンやサポーターは、彼らの復帰を心待ちにしています。今後の動向に注目が集まっています。