中島健人、東京ゲームショウ2024で「遊戯王デュエルリンクス」ステージに登場、ブルーアイズへの愛を熱演

中島健人、東京ゲームショウ2024で「遊戯王デュエルリンクス」ステージに登場、ブルーアイズへの愛を熱演

中島健人、『東京ゲームショウ2024』で「遊戯王デュエルリンクス 新ワールド開放ステージ」にサプライズ登場

歌手で俳優の中島健人が28日、千葉県内で開催された『東京ゲームショウ2024』の「遊戯王デュエルリンクス 新ワールド開放ステージ」にサプライズで登壇した。大の『遊戯王』ファンとして知られる中島は、特に「ブルーアイズホワイトドラゴン」を愛しており、この日は全身ブルーアイズファッションで会場に現れた。

中島は「海外でのお仕事でも、カードを持参する。人生のなかでお守りになっているのがブルーアイズ」と、その愛着を語った。靴下、スニーカー、時計など、全身にブルーアイズが描かれたアイテムを装備し、「きょうはブルーアイズへの愛も届けに来ましたから」と意気揚々と述べた。さらに、「なにかあっても死者蘇生で生き返ります」と、モチーフネックレスをチラ見せ、「ガチファン」ぶりを存分に見せつけた。

『遊戯王オフィシャルカードゲーム』は、世界中で楽しまれている対戦型カードゲームで、モバイルやPCゲームでは多彩な機能や演出を楽しむことができる。お笑いコンビ・宮下草薙の宮下兼史鷹は、中島の「ラッシュデュエル」の師匠として知られており、プライベートでもデュエル仲間だ。宮下は「(中島の)デッキをコーディネートしたんですけど、勝てたことがない」と嘆き、中島は「ブルーアイズが負けていいのはエクゾディアだけ」と強気な姿勢で語った。

イベントでは、ゲーム画面を背景に、宮下がブラック・マジシャン、中島がブルーアイズホワイトドラゴンを召喚した。中島は「いでよ!ブルーアイズホワイトドラゴン!」と高らかに声を上げ、「俺めっちゃうれしい。仕事でこんなにブルーアイズの名前さけんだの初めて」と、嬉々とした笑顔を浮かべた。

自身の周囲でも「ラッシュデュエル」は流行っており、中島は「GEMNでもはやってる。キタニタツヤがレッドアイズデッキのラッシュを作りたいというのでぜひ宮下くんにコーディネートしてほしい。YOASOBIのayaseとキタニタツヤがラッシュに飛び込もうとしてる」と歓迎した。これに対し、宮下は「いつか俺は忘れられるんだろうな…」と寂しげな表情を浮かべた。

この日は2人がアップデートされたゲームで対戦した。中島はこれまで「紙(のカード)で生きてきた」というデジタル自体は初体験だったが、「デュエルで負けたらなにが残るんだ」(宮下)、「きょうで宮下くんはターンエンドです」(中島)と、バチバチの対戦が繰り広げられた。しかし、夢中になりすぎた中島がタイムアウト負けという、宮下いわく「ケンティ史上一番ださい!」という敗北を喫することに。

宮下の配慮により、もう1回戦に突入した。しかし、中島のタッチミスによってダメージを負う場面もあり、2回戦も勝利した宮下は「きょうは僕がケンティです!」と大喜びした。「ちょっとこれは悔しい!」とお手上げの中島は、「楽しかったんですけどタッチの不慣れがあってデッキ構築の理解の浅さが勝敗につながってしまった。でも宮下くんは強いです。さすが師匠」と感服していた。

このイベントは、中島健人の『遊戯王』への深い愛と、宮下兼史鷹との友情を象徴するものとなった。中島の熱心なファンぶりと、宮下の実力が光る対戦は、会場を大いに盛り上げ、『東京ゲームショウ2024』のハイライトの一つとなった。