SONY INZONE M10S: ZETA DIVISIONとのパートナーシップで開発された究極のゲーミングモニター
東京ゲームショウ 2024 で「SONY INZONE パートナーシップ締結記念トークセッション」が開催
9月26日、東京ゲームショウ 2024(TGS2024)の会場内で、ZETA DIVISIONブースにおいて「SONY INZONE パートナーシップ締結記念トークセッション」が行われました。このセッションは、SONYのゲーミングギアブランド「INZONE」とプロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」のパートナーシップ契約を祝して開催されました。
セッションの概要
セッションには、ZETA DIVISIONのk4senさん、SONYのINZONEマーケティング担当の桐木崇行氏、INZONEモニター設計担当の竹田右京氏が登壇し、司会進行はZETA DIVISIONの鈴木ノリアキさんが務めました。セッションでは、INZONEの新作FPS用ゲーミングモニター「INZONE M10S」の詳細や、ZETA DIVISIONの選手が同製品を実際に使用した際の感想が紹介されました。さらに、k4senさんの実地プレイレポートも行われました。
INZONE M10S の特徴
「INZONE M10S」は、プロゲーミングチームFnaticと共同開発されたゲーミングモニターで、480Hzのリフレッシュレートと0.03msの超高速応答時間を誇る有機ELパネルを搭載しています。主な特徴は以下の通りです:
- 480Hzのリフレッシュレートと0.03msの超高速応答時間:これにより、高速なゲームプレイでも滑らかな映像を提供します。
- 27インチと24.5インチの切り替えモード:27インチのモニターを24.5インチに切り替えるモードが用意されており、FPSゲームに最適化されたサイズでプレイできます。
- FPS Pro+ モードとFPS Proモード:FPSに特化した画質モードが用意されており、ゲームの状況に応じて最適な画質を提供します。
- スタンドデザイン:レイアウトの自由度と安定性を兼ね備えたデザインで、プレイヤーにとって操作性の高いモニターとなっています。
ZETA DIVISION選手からの感想
パートナーシップ締結前に、ZETA DIVISIONの選手たちは「INZONE M10S」を試用しており、トークセッションでは彼らの感想が紹介されました。
残像感のなさ
- Laz選手:「今までのゲーミングモニター以上に、このモニターは残像感を全く感じません。」
- sugarZ3ro選手:「はっきり480Hzを体感できて、特にブリンク中に違いを感じました。」
24.5インチモード
- Dep選手:「24.5インチモードは実際にプレイしても違和感なく使えました。」
- Laz選手:「24.5インチモードの余白の黒色も気にならないです。自分は特にボトム寄せが使いやすいと感じました。」
FPS Pro+ モード
- Dep選手:「画質モードはベースがFPS Pro+が使いやすいと感じたが、少し白色を強めるとより使いやすいです。」
- sugarZ3ro選手:「画質モードはFPS Pro+が非常に良く、ヴァイパーズビットの時の敵の見やすさが素晴らしい。これは完全にPay to Win。」
スタンドデザイン
- XQQ選手:「最初に見た時、アームと見違えたほどミニマルなスタンドがいい、自分はモニターを見下ろすスタイルだが、このスタンドで24.5インチモードのボトム寄せであれば、アームがなくても、違和感なくプレイできる。」
k4senさんの評価
k4senさんは、トークセッションの中で、モニターの画質モードやサイズが簡単に切り替えられる点を評価し、「今まではゲーム用と普段使い用でモニターを使い分けていたが、これ1台で全てをカバーできる点が非常に良い」とのコメントを挙げました。
実地プレイレポート
k4senさんは「INZONE M10S」で『オーバーウォッチ2』を実際にプレイ。透明になる特性を持つキャラクター「ソンブラ」でエイムトレーニングを行い、敵輪郭の視認性や、高速移動時の周囲の残像感の少なさを実機プレイにて確認しました。
次に、画質調整機能を体験。3原色(レッド、グリーン、ブルー)と3補色(シアン、マゼンタ、イエロー)を個別に制御でき、プレイするタイトルやスタイル、環境に合わせて素早く画面を整えられる点をゲームを通じて体感する姿が見られました。
最後に、画質モードを「ゲームモード」に切り替え、『サイバーパンク2077』の映像を視聴。明暗のコントラストが際立ち、快晴の空や暗い場面での臨場感が一層引き立ち、ゲームの世界に没入できることを実感しました。その他にも、HDR映像で東京の夜景を鑑賞し、窓の一枚一枚の精細な描写や発色の美しさを体感する様子も見られました。
来場者向けの体験コーナー
TGS2024のZETA DIVISIONブースでは、来場者が「INZONE M10S」を実際にプレイできる展示が設けられています。ブースでは本モニターで『VALORANT』をプレイし、高速移動時の残像感や、画面エフェクトがかかった状態でも、ヘッドショットの位置が正確にわかるかどうかチェックをする参加者も見られました。
まとめ
「INZONE M10S」は、FPSに特化したゲーミングモニターでありながら、あらゆる場面で高性能に機能するモニターです。ZETA DIVISIONの選手たちの生の声やk4senさんの実地プレイレポートを通じて、その優れた性能が確認できました。興味を持った方は、TGS2024のZETA DIVISIONブースで「INZONE M10S」の精細さと迫力を体験してみてはいかがでしょうか。