大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」: 紫式部と宮廷の陰謀

大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」: 紫式部と宮廷の陰謀

大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」放送

29日の今夜、NHK総合ほかで大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」が放送されます。本作は、平安中期に『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く第63作目の大河ドラマです。主人公の紫式部/まひろ役を吉高由里子、紫式部の生涯のソウルメイトである藤原道長役を柄本佑が演じています。脚本は、2006年の大河ドラマ『功名が辻』や2018年の『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)などで知られる大石静が担当しています。

第37回「波紋」あらすじ

中宮・彰子(見上愛)が一条天皇(塩野瑛久)の皇子を出産し、まひろと道長は喜びを分かち合います。しかし、2人の親密さがうわさになる中、彰子がまひろの書いた物語を冊子にして天皇への土産にしたいと言い出します。これを受け、まひろを始め、女房たちが力を合わせて豪華本を制作することに決まります。

一方、新たな皇子の誕生により、伊周(三浦翔平)らの思惑が外れ、皇位継承を巡る不穏な気配が内裏に漂い始めます。この状況下で、内裏で事件が起こります。

豪華本の制作

彰子の提案を受け、まひろと女房たちは豪華本の制作に取り組みます。それぞれが自分の才能を活かし、美しい装丁や精緻な挿絵を加えて、天皇への贈り物として最高の冊子を作り上げようと努力します。この過程で、まひろの文学的な才能が再び光り、女房たちとの絆も深まっていきます。

皇位継承の陰謀

新たな皇子の誕生は、宮中での力関係を大きく変える要因となります。伊周らは、皇子の誕生によって自分の立場が脅かされることを恐れ、様々な思惑を巡らせます。この不穏な空気の中で、内裏で事件が起こり、宮中は緊迫した状況に陥ります。

放送情報

大河ドラマ『光る君へ』は、NHK総合で毎週日曜20時から放送されます。また、NHK BS、BSプレミアム4Kでは18時から放送されます。平安時代の宮廷の美しさと、紫式部の人生を描いた本作は、視聴者を深い物語の世界へと誘います。

ぜひ、29日の今夜、大河ドラマ『光る君へ』第37回「波紋」をお見逃しなく。