平愛梨、人生を変える「20世紀少年」のオーディションとその決断

平愛梨、人生を変える「20世紀少年」のオーディションとその決断

平愛梨、人生の岐路となった映画「20世紀少年」のオーディションを語る

タレントの平愛梨(39)が、28日に放送されたMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜15:54)に出演し、人生の岐路となった映画「20世紀少年」の話を打ち明けた。

この番組は、ダウンタウンの浜田雅功(61)と「五分五分」の関係でロケや企画を行う。この日のロケは、神戸生まれの平のリクエストで「真の神戸っ子になりたい」として神戸で行われた。その中で、映画「20世紀少年」が話題となった。

平は、映画「20世紀少年」で主人公ケンヂの姪・遠藤カンナ役を演じた。当時のオーディションについて振り返り、「原作者の浦沢直樹先生も審査員にいらっしゃって。最後はいろんな有名な方がいらっしゃるんですよ。でも、あれに懸けていたんです。これがダメだったら、本当に辞めようと思っていた」と、役者としての岐路だったことを告白した。

当時は芸能界入りして8年が経っていた。平は、「これでダメなら芸能界おしまいにして、地元に帰って大工さんやろうと思って」と、芸能界を去る決意をしていたことを明かした。浜田は「なんで大工さん?」と不思議がって笑った。

オーディションでは自信がなかったという平だが、「漫画を読んで、カンナに似せていったんですよ。服装から、髪型から、帽子かぶって。そしたら“カンナにしか見えなかった”と言ってもらって」と、合格の裏話を披露した。

浜田は「全部見ていた」と語り、「あの時にオーディション受かってなかったら、大工やってますよ。旦那にも会えてません。大工があの旦那に会えるわけないやないか!」と、皮肉を交えて笑わせていた。

平愛梨のこのエピソードは、彼女の芸能界での苦労や決意を象徴するものであり、視聴者に深い印象を与えた。映画「20世紀少年」は、彼女のキャリアにとって重要な転機となった作品であり、その成功が彼女のその後の活動に大きな影響を与えたことは間違いない。

また、平の地元への思いや、芸能界を去る決意が、彼女の人生観や価値観を反映していることも伺える。彼女の言葉からは、芸能界での成功だけでなく、人生の多様な選択肢を大切にしていることが伝わってくる。

このエピソードは、平愛梨の芸能界での道のりを振り返るだけでなく、彼女の人生観や価値観を深く理解する機会となった。視聴者にとっても、彼女の言葉から人生の選択や決断の重要性を学ぶことができる貴重な内容だった。