三笘薫フル出場のブライトン、チェルシー戦で初黒星 4失点の敗戦が示す課題とは

三笘薫フル出場のブライトン、チェルシー戦で初黒星 4失点の敗戦が示す課題とは

ブライトン、チェルシー戦で4失点の敗戦 三笘薫がフル出場

2024年9月28日、英国ロンドンで行われたイングランド・プレミアリーグのブライトン対チェルシー戦で、ブライトンは2-4で敗れた。この試合でMF三笘薫はフル出場を果たしたが、チームは今季初黒星を喫することとなった。

試合は前半7分、三笘薫が左サイドから起点となり、MFリュテールがクリアボールを先制ヘディング弾に変えてブライトンが先制した。しかし、同21分にチェルシーのMFパーマーに同点弾を許し、その後もブライトンの最終ラインが相手の攻撃に翻弄される展開が続いた。チェルシーのイングランド代表MFは、プレミアリーグ史上初めて前半だけで4得点を記録し、ブライトンは2-4で前半を折り返した。後半は両チームとも追加点を奪えず、ブライトンは今季最多の4失点で開幕6試合目で初めて敗れた。

試合後、三笘薫は「負けが妥当な試合だった」と振り返り、「浮き足立ったところもあると思うが、ミスをしてもチームとして切り替えてやっていかないと。立て続けにミスしたのも自分たちで取り戻せなかった証拠。1人のミスじゃなくて、チーム全体のミス」と指摘した。自身のプレーについては、「相手DFギュストに苦戦して見せ場は少なかった。やりきれなかったシーンが多く、左サイドで起点にはなれなかった」と反省の言葉を述べた。

今季初黒星を受け、三笘は次節のトットナム戦を見据えて「この負け方をして、どれだけリバウンドメンタリティーを次の試合で持っていけるか。ここから強い相手にもなってくる。やらないといけない」と意気込んだ。

ブライトンは今季、好調なスタートを切っていたが、この敗戦で一時的な停滞期に突入した感がある。しかし、三笘薫の言葉通り、チームとしての切り替えと次戦への準備が重要となる。10月6日のトットナム戦では、ブライトンがどのような反撃を見せるか、注目が集まっている。