【メッツ苦戦】ブリュワーズに完封負け、ワイルドカード争いに暗雲
日本時間9月29日、ナ・リーグのワイルドカード争いでブレーブス、ダイヤモンドバックスとゲーム差なしで並んでいたメッツが、ブリュワーズに0対6で完封負けを喫した。これにより、メッツは痛恨の3連敗となり、ワイルドカード2位に浮上したブレーブスに対して1ゲームのビハインドを背負うこととなった。メッツの先発ホセ・キンタナは10敗目(10勝)を記録し、ブリュワーズの2番手トバイアス・マイヤーズは9勝目(6敗)を挙げた。
この試合、メッツはベテランのホセ・キンタナに先発を託した。しかし、4回に二死満塁のピンチを招き、8番ジョーイ・オティーズにセンターへの2点タイムリーを浴びて先制を許した。メッツ打線はブリュワーズの鉄壁の継投を崩すことができず、追いつくことができなかった。
0対2で迎えた8回、メッツの4番手リード・ギャレットはブリュワーズの4番ウィリー・アダメスにタイムリーを献上。さらにピンチを拡大させ、8番オティーズに押し出し四球を与えて万事休す。その後、5番手ダニー・ヤングも出血を止められず、ブリュワーズのリードは6点に広がった。
ブリュワーズは守護神デビン・ウィリアムズが試合を締めくくり、6対0で勝利を収めた。既にナ・リーグ中地区優勝を決めているブリュワーズは、この勝利でシーズン93勝目を挙げた。ただし、フィリーズとの直接対決で負け越しているため、第2シードに浮上する可能性はないとされている。
一方、メッツは3連敗で厳しい立場に追い込まれた。ブレーブスに対して1ゲームのリードをつけられ、ダイヤモンドバックスの試合結果にも影響を受けている。メッツとしては明日の勝利が絶対条件となり、その上で明後日のブレーブスとのダブルヘッダーに臨む必要がある。今季、メッツはブリュワーズに対して5戦全敗と最悪の相性を示しているが、プレーオフ進出のためには明日の試合で今季初勝利を挙げなければならない。
メッツの今後の戦いは、プレーオフ進出への重要な一歩となる。チームはこの厳しい状況を乗り越え、最後まで諦めずに戦い続けることが求められている。ファンの期待に応えるためにも、選手たちは全力で挑むことだろう。