サンフレッチェ広島、町田を2-0で下し首位浮上!次節磐田戦へ向けての勝利
広島、町田を2-0で下し首位に立つ
サンフレッチェ広島がホームのエディオンピースウイング広島で町田ゼルビアと対戦し、2-0で勝利を収めた。この勝利により、広島は勝点で並んでいた町田を突き放し、首位に立った。
試合は序盤から広島が主導権を握った。試合開始3分、中野就斗のクロスに合わせたゴンサロ・パシエンシアが先制点を挙げた。パシエンシアは加入後3試合で2得点をマークし、チームに大きな貢献をしている。さらに23分には、再び中野のクロスから加藤陸次樹が追加点を決め、広島が2点をリードして前半を折り返した。
後半に入ると、町田も反撃を試みたが、広島の守備は固かった。14分には町田のFW藤本一輝が強烈なミドルシュートを放ったが、GK大迫敬介がビッグセーブを決め、クリーンシートを守り切った。広島は後半も攻撃の機会を逃さず、東俊希のシュートなど、良いシーンを演出した。
試合後の会見で、広島のスキッベ監督は次のようにコメントした。「自分たちの強さである、勇気を持って前へ進むサッカーを見せることができた。特に前半は非常にうまくいった。大迫敬介が今日、2本素晴らしいセーブを見せて無失点に抑えたことも素晴らしいと思う。後半も東俊希のシュートなど、良いシーンもあった。今日の自分たちは、勝ちに値する試合ができたと思う。」
一方、町田の黒田剛監督は試合を振り返り、「立ち上がりの失点がすべてだった。広島は前半が得意なチームだと知っていた。そこを飲み込めれば勝機があると感じていたが、クロスをしっかりと収めてきた広島が一枚上手だった」と述べ、終始、広島との差を感じたと話した。
この勝利により、広島は2位の神戸と勝点差1で首位に立った。神戸が浦和に勝利したことで、首位争いはますます熾烈になっている。広島は次節、アウェイでリーグ18位の磐田と対戦する。首位を維持するためには、磐田戦でも勝利が必要だ。
広島の選手たちは、この試合で見せた力強いプレーを次戦にも持ち越すことが期待される。首位に立ったことで、チームの士気は高まっているが、油断は禁物だ。磐田戦では、さらに高い集中力と戦術的な対応が求められる。
広島のファンやサポーターは、チームの活躍に期待を寄せている。首位に立った広島が、今後も素晴らしいプレーを続けていくことを願っている。
(広島アスリートマガジン編集部)