J1リーグ第32節:広島が町田を下し優勝争いに大きく前進、残留争いも白熱
J1リーグ第32節の結果と順位表
9月28日終了時のJ1リーグ第32節の10試合が27日(金)と28日(土)に開催されました。この節では、優勝争いと残留争いが激しく展開されました。
優勝争いの激戦
首位のサンフレッチェ広島と2位のFC町田ゼルビアが直接対決し、広島が2-0で勝利しました。試合は開始3分にゴンサロ パシエンシア選手のゴールで広島が先制。さらに23分には加藤陸次樹選手が追加点を決め、首位の座を守り切りました。この勝利により、広島は勝ち点62となり、優勝への道を大きく前進させました。
昨季王者のヴィッセル神戸は、浦和レッズに1-0で完封勝利を収めました。武藤嘉紀選手が前半16分に決勝点を決め、町田をかわして2位に浮上しました。神戸は直近7試合で5勝1分けと好調で、逆転優勝へ向けた猛烈な勢いを示しています。一方、町田は広島との勝ち点差が3となり、優勝争いから1歩後退しました。
残留争いの白熱
残留圏の17位にいた湘南ベルマーレが、鹿島アントラーズに3-2で大逆転勝利を収めました。試合は前半22分と27分に濃野公人選手の2得点で鹿島がリードしましたが、湘南は鈴木章斗選手(前半45+3分)、畑大雅選手(後半20分)、福田翔生選手(後半22分)の3得点で逆転に成功。この勝利により、湘南は勝ち点3を手に入れ、柏レイソルを得失点差でかわして16位に順位を上げました。
また、J2降格圏の北海道コンサドーレ札幌も、京都サンガF.C.に2-0で勝利しました。岡村大八選手(前半42分)と近藤友喜選手(後半31分)の得点で札幌は3ポイントを獲得し、残留圏内17位の柏との勝ち点差は6となっています。
その他の試合結果
- 川崎フロンターレ 5-1 新潟:エリソン(前半14分、後半18分)、脇坂泰斗(前半18分)、山田新(後半20分、後半28分)が得点。新潟は太田修介選手(後半41分)が1得点。
- 札幌 2-0 京都:岡村大八選手(前半42分)、近藤友喜選手(後半31分)が得点。
- 名古屋 2-0 磐田:稲垣祥選手(後半7分)、森島司選手(後半45+4分)が得点。
- FC東京 3-1 横浜F・マリノス:岡哲平選手(前半19分)、俵積田晃太選手(後半15分)、仲川輝人選手(後半44分)が得点。横浜F・マリノスはアンデルソン ロペス選手(前半5分)が1得点。
- G大阪 1-1 東京V:G大阪はダワン選手(後半29分)、東京Vは森田晃樹選手(後半45+4分)が得点。
- C大阪 0-0 柏:両チーム無得点。
- 湘南 3-2 鹿島:鈴木章斗選手(前半45+3分)、畑大雅選手(後半20分)、福田翔生選手(後半22分)が得点。鹿島は濃野公人選手(前半22分、27分)が2得点。
- 神戸 1-0 浦和:武藤嘉紀選手(前半16分)が得点。
- 広島 2-0 町田:ゴンサロ パシエンシア選手(前半3分)、加藤陸次樹選手(前半23分)が得点。
- 鳥栖 0-0 福岡:両チーム無得点。
現在の順位表
現在の順位表は試合数の消化に差が生じています。浦和レッズが2試合未消化、8クラブが1試合未消化(鹿島アントラーズ、ガンバ大阪、セレッソ大阪、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、京都サンガF.C.、柏レイソル、ジュビロ磐田)の状況となっています。
この節の結果により、優勝争いと残留争いはますます激しくなっています。各チームの残りの試合での結果が、最終的な順位に大きく影響を与えることでしょう。ファンにとって、残りの試合は見逃せない展開が予想されます。