久留米焼きとり日本一フェスタ:多種多様な焼き鳥とビールで盛り上がる2日間の祭典
久留米焼きとり日本一フェスタが開幕
28日、福岡県久留米市の東町公園で、人気イベント「久留米焼きとり日本一フェスタ」が開幕しました。このイベントは、久留米市と福岡市の11店舗が参加し、各店舗の自慢の串を販売しています。29日まで開催される予定で、2日間で3万人以上の来場者と13万本の販売を見込んでいます。
久留米は「焼きとりのまち」として知られており、串の具材は鶏肉だけでなく、牛や豚、野菜、魚介類など、多種多様な素材が使用されています。このフェスタは、筑後地区の焼きとり店や有志らで構成される一般社団法人「久留米焼きとり文化振興会」が主催し、今年で22回目を迎えています。
各店舗のブース前には、多くの来場者が長蛇の列を形成していました。豚バラやつくね、とり皮などの定番メニューに加え、「ダルム」(豚の腸)や煮込んだゴボウを詰めた「丸腸ごぼう」など、珍しい串も提供されていました。来場者たちは、熱々の焼きとりをビールや他の飲み物と一緒に楽しんでいました。
佐賀市から家族4人で訪れた29歳の会社員は、「さまざまな店の焼きとりを食べ比べできるのが楽しい」と語っていました。また、会場には投票箱が設置され、来場者が食べた串を入れることで、店ごとに串の重さを競う「グランプリ決定戦」も行われています。
29日の営業時間は午前10時から午後4時までで、売り切れ次第終了となります。多くの来場者が、久留米の焼きとりの魅力を堪能し、楽しい時間を過ごすことが期待されています。