SNSで話題の「奢り奢られ論争」：婚活中の男女のデート費用負担観

SNSで頻発！男女の衝突「奢り奢られ論争」

SNS上で頻繁に話題となる「奢り奢られ論争」。男性がデート費用を女性より多く負担するか、全額負担するべきかどうかは、決して「当たり前」ではありません。しかし、SNS上では「奢ってもらって当然」「奢らない男性とは結婚したくない」といった女性の投稿が男性の反感を買い、しばしば炎上しています。実際の婚活中の男性と女性は、デート代の支払いについてどのように考えているのでしょうか。

男女婚活情報サイト「オミカレ」の調査結果

男女婚活情報サイト「オミカレ」は、「交際前の初デート」についてのアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。調査は2024年8月26日（月）から9月3日（火）までの期間、オミカレ会員897人を対象にインターネット上で行われました。

男性の意見

調査によると、「交際前の」初デートの際の費用について、男性で最も多かった回答は「男性が多めに負担すべきだと思う」でした。次に多かったのは「男女で割り勘にすべきだと思う」でした。男性の多くは、「奢ってもらって当然！のような態度をとられると不快」「奢られ目的に感じられて、真剣度が見えない」といった理由から、「多少は女性にも負担して欲しい」と考えています。

女性の意見

一方、女性に最も多かった回答は「男性が全額負担すべき」でした。「男性が多めに負担すべきだと思う」と合わせると、60％近くにのぼります。デート費用は男性に多く負担してもらいたいと考えている女性は多いようです。

ただし、「男性が全額負担すべき」と回答した女性の16％は、「交際後のデートでは、男性が全額負担すべきとは思わない」と回答しています。理由としては、「交際する前はカッコ良いところを見せて欲しい」「長く付き合っていくことを考えると、どちらかに負担がかかりすぎるのは良くないと思う」など、初回デートでは男性に全額負担してもらいたいと考えている女性が多いことがわかります。

初デートの希望場所と予算

「交際前の初デートで行きたい場所・したいこと」についての質問には、男女共に30％以上が「食事」「カフェ」「ごはん」などと回答しました。まだお互いをよく知らない段階でのデートなので、まずは会話をして相手への理解を深めたい人が多いようです。金額としては、1人当たり「2001～5000円」が妥当だと考えているようです。

初デートの支払いについて

女性の中には「初デート」だけは払って欲しいと考える人も多いようです。しかし、「初デートは払って」とはなかなか言いにくいもの。デートの前に価値観の共有ができたら理想的ですが、実際には難しい場合が多いかもしれません。

結論

「奢り奢られ論争」は、男女間の価値観の違いが露わになる一つの場面です。初デートの費用負担については、男女それぞれに異なる考えがあり、互いの価値観を理解し合うことが重要です。SNS上の論争は一時的なものかもしれませんが、実際の婚活では、お互いの理解と尊重が長続きする関係を築く上で不可欠です。

まとめ

SNS上で頻繁に話題となる「奢り奢られ論争」は、男女間の価値観の違いを反映しています。調査結果から、男性は「男性が多めに負担すべき」または「男女で割り勘にすべき」が主流で、女性は「男性が全額負担すべき」が多数派であることがわかりました。初デートの場所や予算についても、男女共に「食事」や「カフェ」が人気で、1人当たり2001～5000円が適切な予算とされています。初デートの支払いについては、女性が男性に負担してもらいたいと考える傾向がありますが、お互いの価値観を理解し合うことが大切です。