大河ドラマ『光る君へ』:瀬戸さおりが語る宰相の君と藤原彰子の魅力
大河ドラマ『光る君へ』の最新情報
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の公式サイトで、キャストの撮影現場からのコメントを紹介する「君かたり」が更新されました。今回は、宰相の君役を演じる瀬戸さおりさんの声を紹介します。
宰相の君について
瀬戸さおりさんは、宰相の君を演じるにあたり、女房たちの間での立ち位置について次のように語っています。「女房の間では、仕事もできてセンスも良いと慕われていると思います。しかし、女房たちの間で争いが起こったときには、自分からは積極的に介入しないという感じです。これは、父の道綱さんにも似ている部分があると思います。私は演じる上で、場の雰囲気を見ながら、あまり争いに巻き込まれないように、中立的な立場を保つように心がけています。みんなで演じていて、その立ち位置を意識していますね。」
藤原彰子について
瀬戸さおりさんは、藤原彰子についても言及しています。「彰子さんは、いとこでもあり、身内感が強いです。しかし、彰子さんは内向的で、真面目な方です。優しくて、言葉をとても大切にしている方だと思います。身内にも言えないようなことを抱えているんだなと感じています。周りの人たちに気を遣ってくださっている方で、信頼されていると思いますが、言えないことのほうが多い方だと思います。何か助けになれたらいいなと思いますが、多くは見守る立場です。」
『源氏物語』を朗読するシーン
『源氏物語』を朗読するシーンについて、瀬戸さおりさんは次のように語っています。「最初は、作品の面白さや『伝えたい!』という気持ちが強かったのですが、朗読を続けるうちに、作品の面白さや言葉の美しさを自分自身で味わうようになりました。朗読するほど、言葉の美しさが伝わるようになりました。そのため、今回はあまり伝えようとせず、シンプルに朗読させていただきました。」
『光る君へ』の魅力
『光る君へ』は、平安時代の女性たちの生き方や恋愛、政治の世界を描いた大河ドラマです。瀬戸さおりさんが演じる宰相の君は、女房たちの間で尊敬されつつも、争いには積極的に介入しない中立的な立場を保っています。この立ち位置は、彼女の性格や背景を深く掘り下げることで、視聴者によりリアルな人物像を提供しています。
また、藤原彰子との関係性も重要な要素の一つです。彰子は内向的で真面目な性格ですが、言葉を大切にし、周りの人たちに気を遣っていることが伺えます。彼女の内面的な葛藤や、信頼される存在としての役割が、物語の深みを増しています。
『源氏物語』の朗読シーンは、平安時代の文学の美しさを視覚的に表現する重要な場面です。瀬戸さおりさんの朗読は、作品の魅力をシンプルに、しかし深く伝えることに成功しています。朗読を通じて、視聴者は平安時代の文化や言葉の美しさをより深く感じ取ることができるでしょう。
今後の展開
『光る君へ』は、今後も平安時代の女性たちの生き方や恋愛、政治の世界を描き続けていきます。瀬戸さおりさんが演じる宰相の君や、藤原彰子との関係性がどのように発展していくのか、そして『源氏物語』の朗読シーンがどのように展開していくのか、今後の展開に注目が集まっています。
大河ドラマ『光る君へ』は、毎週日曜日の夜8時からNHK総合で放送されています。平安時代の魅力を存分に感じられる作品として、多くの視聴者の心を捉えています。是非、お見逃しなく。