武知海青、プロレスデビュー2戦目で見事勝利！10月3日新宿大会で師匠・大石真翔とのタッグ戦決定

武知海青のプロレスデビュー2戦目、見事な勝利を挙げる

9月29日、東京・後楽園ホールでDDTプロレスの「DRAMATIC INFINITY 2024 3時間スペシャル」が開催され、1650人（超満員札止め＝主催者発表）の観衆が詰めかけました。この大会のメインイベントでは、16人組ダンス＆ボーカルグループTHE RAMPAGEのメンバーである武知海青が6人タッグマッチでプロレスデビュー2戦目に臨み、見事な勝利を挙げました。武知は10月3日、東京・新宿FACEでの師匠である大石真翔とのタッグを熱望し、早くも3戦目が電撃的に決定しました。

7カ月ぶりの試合、さらなる進化を遂げる

武知は2月25日の後楽園大会で衝撃のデビューを果たし、その高いポテンシャルを示しました。7カ月ぶりの試合となった今回は、上野勇希とMAOとのトリオで、シャーデンフロイデ・インターナショナルのクリス・ブルックス、高梨将弘、正田壮史と対戦しました。

激しい戦いと技の披露

試合では、若手の正田との激しいやりとりが見られ、上野とMAOとのサウナカミーナの連係技も披露しました。しかし、クリスには長距離のゴムパッチンを食らい、場外戦では鉄柵にぶつけられるなど、厳しい洗礼を受けました。それでも、武知はひるむことなく戦い続けました。上野とMAOの同時場外ダイブに刺激を受け、トップロープ超えのノータッチ・トペ・コンヒーロを発射。クリスの強烈なチョップで胸を真っ赤にしながらも、エルボー連打で反撃。さらに、打点の高いドロップキックでクリスを吹っ飛ばしました。最後は武知がチョークスラムでクリスを排除し、上野が正田にWRを決めて3カウントを奪取。デビューから2連勝を飾り、前回からのさらなる進化を示しました。

試合後の発言と10月3日の新宿大会への意気込み

試合後、武知は「ただいま！　帰ってきました。今年デビューさせていただいて全然新人ですけど。情熱とか覚悟は誰にも負けないつもりなんで。これで終わりにしないし、つなげていけたらなって」と、継続参戦を約束しました。さらに、「10月3日、新宿FACEでの大会にも参加させてもらう。僕の師匠である大石さんが、その大会で最後（退団）なんです。ずっとセコンドにも付いてもらって。1回もリングで戦ったことないんです。もちろん大石さんが大事なタイトルマッチ（KO-Dタッグ選手権）があるのも知ってます。でも伝えないと、一生後悔してしまうと思うので。僕のわがままで大石さんと戦わせてもらうことはできないでしょうか？　お願いします！」と懇願しました。

大石真翔とのタッグが決定

大石は「タイトルマッチ前に、俺と海青が試合をするなんて、チャンピオンにも失礼だと思うんだよ」と尻込みしましたが、王者組のMAOと勝俣瞬馬がOKサインを出し、武知が10月3日新宿で大石と組んで試合をすることが決定しました。対戦相手は彰人と平田一喜になることが発表されました。

地方巡業への意欲

バックステージでMAOから「いずれ巡業なんかもやっちゃったりして。北海道なんか行っちゃったりして。バスで14時間揺られたりして」と振られると、武知は「行きたいです。僕でしか届けられないものってきっとあると思うので。配信を見れない人もいると思うので。現地まで行って俺がしたいプロレスして、感じてもらいたい」と地方巡業にも前向きな姿勢を示しました。続けて、「1戦目から期間も空いてましたし、不安ではありました。いろんなことと戦って、感じて、吸収して、ここのリングに帰ってきたんで。全部ぶつける気持ちで。相手のお三方ともいろんなぶつかり合いをして。一人ひとりにいろんな感情が出たし、最後、正直（正田に）ムカつきましたけど、いつかやり返せる機会をいただけるなら、完膚なきまでぶっ潰したい」と力強く語りました。