田中碧の活躍でリーズが3-0快勝、坂元達裕との日本人対決は対照的な結果
リーズが3-0で快勝、日本人対決で対照的な評価
現地時間9月28日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の第7節で、リーズ・ユナイテッドとコベントリー・シティが対戦し、リーズが3-0で快勝した。この試合では、今夏にリーズに加入した田中碧とコベントリーに所属する坂元達裕が日本人対決を繰り広げ、両選手の評価は対照的なものとなった。
試合は16分にリーズが先制点を奪うと、41分にはイーサン・アンパドゥの負傷交代で田中碧がピッチに立った。田中は投入後すぐに活躍し、48分には追加点を決め、リーズのリードを広げた。さらに79分には、自陣中央でボールを受けた田中が前線に浮き球のロングパスを供給。このパスがダメ押しの3点目につながり、リーズは3-0で試合を終えた。
リーズの地元メディア『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は、田中の活躍を高く評価し、10点満点中「7点」を付けた。同メディアは以下のように称賛している。
「ポゼッションでは非常に整然としており、美しいパスを出して3点目を演出した。フィジカル面でも強さをみせた」
一方、コベントリーの地元メディア『コベントリー・テレグラフ』は、61分から途中出場した坂元達裕に対して「4点」をつけ、「動き回っていたが、よく組織された相手に問題を引き起こすことはほとんどなかった」と評している。
この日本人対決は、田中の活躍と坂元の苦戦という対照的な評価となった。田中はリーズの勝利に大きく貢献し、チームの主力としての存在感を示した一方で、坂元は相手の堅固な守備に苦しみ、試合の流れを変えることができなかった。
今後の両選手の活躍に注目が集まる中、田中はリーズでのさらなる活躍を期待されている。一方、坂元はコベントリーでの出場機会を増やし、チームに貢献できるよう成長が求められている。
この試合は、リーズにとって重要な勝利となり、今後の順位争いでの優位性を確保する一歩となった。一方、コベントリーは敗戦を喫し、今後の立て直しが課題となる。両チームの今後の展開に注目が集まる。