大迫高校生徒と地元が織りなすコラボフリーマーケット:ブドウ加工品と地域交流の成功

大迫高校生徒と地元が織りなすコラボフリーマーケット:ブドウ加工品と地域交流の成功

大迫高校の生徒らが参加するコラボフリーマーケットでブドウ加工品の試食などを提供

29日、花巻市大迫町の仲町市有地駐車場で、はやちね田舎マルシェ(後藤真男代表)と県立大迫高校が共同で開催したコラボフリーマーケットが開かれました。このイベントでは、大迫高校の生徒たちが考案したブドウ加工品の試食や、かき氷などを提供し、学校と地域の交流を深めました。

生徒たちの活躍

生徒たちは、同校で栽培に携わるブドウを用いて、さまざまな加工品を考案し、試食を提供しました。また、バルーンアートでキリンや剣を作成し、3Dプリンターの紹介やブドウ販売のサポートにも取り組みました。これらの活動を通じて、生徒たちは地域の皆さんと直接交流し、地域貢献の意識を高めることができました。

九日市の特別イベント

このコラボフリーマーケットは、同校の総合的な探究の時間の取り組みの一環として、毎月9の付く日に開かれる「九日市」に合わせて行われました。イベントを盛り上げるため、ちんどん屋「早池峰一座」を先頭に、同校の生徒や市役所大迫総合支所の職員らが町娘や浴衣姿の旦那衆に扮して練り歩く「宿場行列」が行われました。商店街には軽快な音楽が鳴り響き、多くの来場者が楽しむことができました。

地域との連携

このイベントは、学校と地域が連携して行う取り組みの一つであり、生徒たちが地域の伝統や文化に触れ、地域の活性化に貢献する機会となっています。大迫高校の生徒たちは、地域の皆さんとの交流を通じて、自分たちの学びの成果を発表し、地域社会の一員としての自覚を深めています。

今後の展望

今後も、大迫高校は地域との連携を強化し、生徒たちが地域の課題に取り組む機会を増やしていく予定です。このような取り組みを通じて、生徒たちが地域社会に貢献する力や、問題解決のスキルを育むことが期待されています。

このコラボフリーマーケットは、地域の皆さんにとっても楽しみの一つとなり、学校と地域の絆を深める重要なイベントとなっています。