綾瀬はるか、会津まつりに登場!新境地『ルート29』で観客の心に響く演技
綾瀬はるか、雨の「会津まつり」で笑顔の手振り
9月22日、福島県会津若松市で開催された「会津まつり」に、女優の綾瀬はるかが登場した。この日は、連日の猛暑とは打って変わって、秋の訪れを感じさせる爽やかな天候となった。綾瀬は、2013年に放送された大河ドラマ『八重の桜』で会津地方出身の新島八重を演じたことをきっかけに、今年で10回目の参加となる。
会津弁で観客を魅了
「『八重の桜』の衣装で登場した綾瀬さんが、『雨が降ってるけどさすけねえか?(大丈夫か?)』と流暢な会津弁で話していたのが印象的でした。雨でずぶ濡れになりながらも、終始笑顔で、集まった観客をわかしていました」(参加した客)
綾瀬は、会津地方との深い縁を示すとともに、地元の人々との交流を楽しんでいた。彼女の笑顔と親しみやすい態度は、観客の心を温かく包み込んだ。
私生活の好調さ
7月24日には、SixTONESのジェシーとの同棲が「NEWSポストセブン」で報じられ、世間を賑わせた。さらに9月17日には、4泊6日のラスベガス旅行が報じられ、好調な私生活がうかがえた。熱愛報道により、アイドルとして活動しているジェシーはもちろん、綾瀬のファン離れも一部で懸念されたが、その影響はほとんど見られなかった。
主演映画『ルート29』の公開予定
11月8日には、綾瀬はるか主演の映画『ルート29』が公開予定だ。この作品は、第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に正式出品される注目作である。10月28日には、レッドカーペットイベントに初登壇する予定で、一連の予定に熱愛報道は何の影響も与えていない。
映画評論家の評価
映画評論家の秋本鉄二氏は、『ルート29』について次のように評価している。
「綾瀬さんは、あまり人とコミュニケーションを取らない “トンボ” と呼ばれるヒロイン・のり子を演じています。彼女は鳥取で清掃員として働いていますが、訪れた病院で入院患者から『姫路にいるはずの娘を連れてきてほしい』という依頼を受けます。その探し出した娘は風変わりな女の子で、のり子は彼女とのコミュニケーションを通じて、少しずつ人生に積極的になりつつ、旅をしながらさまざまな人に出会っていく、というロードムービーです。
綾瀬さんは近年、『レジェンド&バタフライ』や『リボルバー・リリー』など、超大作と呼ばれるような制作費をかけた作品に出演することが多く、アクション満載の迫力ある主人公を演じてきました。しかし、今回は真逆のヒロイン像を演じています。若手の新鋭監督が撮るヒューマン映画への出演は、彼女の新境地と言ってもいいでしょう。私生活では華やかな話題がありましたが、新生・綾瀬はるかとして、スクリーンに映る今までと違った表情に注目です」
観客の心に響く作品
『ルート29』は、観客の心に「ズドン」と響く可能性がある。綾瀬はるかの新たな挑戦と、彼女の多面的な演技力が、映画ファンの期待を高めている。会津まつりでの笑顔と、『ルート29』での新境地。綾瀬はるかの多才な魅力が、今後も多くの人々を魅了し続けることだろう。