巨人、DeNAを完封!戸郷12勝、優勝マジック8
◇プロ野球セ・リーグ、巨人6―0DeNA(19日、東京ドーム)
巨人がDeNAを6対0で完封勝ちを収め、引き分けを挟んで3連勝を達成しました。この勝利により、優勝マジックは1つ減り「8」になりました。
試合は初回、巨人がノーアウト1、3塁の得点機を作り、吉川尚輝選手がタイムリー2ベースヒットを放ち、大城卓三選手が犠牲フライで2点を奪いました。その後、モンテス選手のファウルフライをファーストが打ち取りましたが、2塁走者の吉川選手がタッチアップに成功。オースティン選手が3塁へ悪送球し、吉川選手がホームに生還。初回に3点を先制しました。
得点を援護された先発の戸郷翔征投手は2回、1アウトからライトへ大きな打球を打たれましたが、浅野翔吾選手がジャンピングキャッチで好守備。3回までDeNA打線を無失点に抑えました。4回には2アウト満塁のピンチを招きましたが、伊藤光選手をショートゴロに打ち取り、得点を許しませんでした。
5回には、浅野選手がセーフティーバントで出塁。主砲の岡本和真選手がレフトスタンド上段に特大の25号2ランホームランを放ち、5対0とリードを広げました。
戸郷投手は5点のリードを守り、8回にピンチを背負いましたが、佐野恵太選手をファーストファウルフライに打ち取り、8回7奪三振無失点の好投で自己最多に並ぶ12勝目を挙げました。また、投球イニングは3年連続で170回を越え、自己最多の173回にのびました。
巨人の強力な攻撃力と戸郷投手の安定した投球が、DeNAの反撃を許さずに完封勝利をもたらしました。巨人はこの勢いを維持して、優勝への道を力強く進んでいます。