Microsoft、コンシューマー向け「Office 2024」を10月1日に発売、新機能とエディションを公開

米Microsoftは9月30日（現地時間）、コンシューマー向け「Microsoft Office 2024」を10月1日にリリースすると発表した。これは2021年10月の「Office 2021」以来、3年ぶりのメジャーアップデートとなる。

「Office 2024」は「Microsoft Office」の新しい永続ライセンス（買い切り）版で、クラウド接続が困難な環境や、サブスクリプション形式の「Microsoft 365」を導入できない環境向けに設計されている。新バージョンでは、「Office 2021」以降に「Microsoft 365」アプリに追加された機能の一部が導入されている。主な新機能には、「Excel」の「IMAGE」関数やテキスト・配列操作関数、「Outlook」の検索機能の強化、「ODF 1.4」対応、「アクセシビリティチェック」コマンド、「PowerPoint」のレコーディングスタジオなどが含まれる。一方、ActiveXは既定で無効となる。

日本市場向け「Office 2024」のエディションは以下の2種類が用意されている。いずれも2台までインストール可能（Windows/Mac）で、商用利用権も付いている。