中島涼之介、ニューヨークの哲学とエロティシズムを融合させた新曲「New York Girl」をリリース

中島涼之介、ニューヨークの哲学とエロティシズムを融合させた新曲「New York Girl」をリリース

宅録シンガー・ソングライターの中島涼之介が、新曲「New York Girl」を10月9日にリリースした。本作は、HIP LAND MUSICのデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしている。

この曲は、アメリカ横断を経て帰国後2作目となる作品で、2ヵ月連続の英詩でのリリースとなる。ニューヨークでの個人的体験と哲学的思索を軽快に音楽で融合させた思想的作品で、前作「Caroline」のクラシカルでチェンバーポップ的なサウンドとは異なり、アメリカのストリートやアンダーグラウンドのテイストが前面に感じられ、ヒップホップ、特にBoombapの要素が巧妙に取り込まれている。

リリースに合わせて、リリック・ビデオも公開された。ぜひチェックしてほしい。

中島涼之介は、本作について次のようにコメントしている。「本作は、フランスの哲学者・思想家、ジョルジュ・バタイユの『エロティシズム』の思想に強く影響を受けています。私自身がニューヨーク滞在中にストリップクラブやストリップショーに入り浸る中で体得した深い感覚や記憶を捉え直し、バタイユの思想と融合させ、独自のエロティシズムを打ち立て、芸術的に昇華させることを目的としました。2つの存在が物理的に、心理的に、神秘的に融解する瞬間を詩的に、音的に捉えようと試行錯誤し、完成させました。聴いてくださった方が、曲の雰囲気に即座に陶酔してしまうような楽曲になっていれば嬉しいです。トラックメイク、ミックス、マスタリングは、友人のBeardが担当し、楽曲の意図を厳密に汲み取り、サウンドに投影してくれました。リリースに合わせて、YouTubeでリリックビデオを公開します。思想性の高い詩と音の両面で、多くの方に楽しんでいただきたいと願っています。」